官能小説(オリジナル18禁小説)
- ヤンキーちゃんと世話焼きちゃん
- 日時: 2022/08/01 17:21
- 名前: ぺく
住み分けしました...
・ここは私の書いている小説のIFルート(レイくんと出会わないルート)のお話です
・本小説より雰囲気は百合っぽいです...
・レイくんは出ないです...
・カプ固定はしていません
・短編集みたいな感じです
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明石 ロウ
・グレてる
・見た目 短い金髪(染めてる)に弟から掻っ払ったメンズキャップ、パーカーにジーンズ、ボロ靴
高校ではポロシャツにズボン、ボロ靴
・雄んなの子
・可愛い人に目が無い
・口は悪いが口論に弱い
・頭が悪い
・モテない
・一人称「俺」
河谷 亜春
・何かと世話焼き
・見た目 茶髪(地毛)ロングに学校指定のブラウス、ミニスカート、ローファー
・あだ名は「アヒル」
・勝ち気
・明石に厳しいようで優しい
・お姉さんタイプ
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- Re: ヤンキーちゃんと世話焼きちゃん ( No.1 )
- 日時: 2022/08/01 20:16
- 名前: 1
「あ、〇〇さん。これプリントです」
「山部先生、書類持ちましょうか?」
「おい、アヒル」
「なに?」
机に頬杖をついていた明石がふと河谷に声をかけた。
「お前さ、クラスの奴らとか山部には敬語なのに、なんで俺にはそんな態度な訳?」
「あんたがアヒルなんてふざけたあな名で呼ぶからよ」
ぺちんと手に持っていた教科書で頭を叩く。
「いって...だってアヒルっぽいだろ」
「どこがよ」
「ガアガア言ってる所とか」
「ほんっと信じらんない!」
先程よりやや強く頭を叩く。
「いてえ...お前なんで叩くんだよ」
「クラスメートに対してそんな事言うなんて...」
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「河谷さんってさ、なんで明石と一緒にいるの?」
男子生徒は河谷にずっと前から思っていた疑問をぶつけてみた。
「なんとなくあいつほっとけないのよ」
言い終わると、少し顔を赤らめた。
「へえ...」
後日、河谷と明石の言い争いを見た男子生徒は再度こう思った。
(河谷さんってツンデレだよなあ...)
- Re: ヤンキーちゃんと世話焼きちゃん ( No.2 )
- 日時: 2022/08/01 18:02
- 名前: 2
ロウアハ風味...
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ホームルームも終わり、帰ろうと席を立った河谷の肩に手が置かれた。
「なあ、今日一緒に帰らね?」
どんな気まぐれか、明石が一緒に帰ろうと声をかけてきた。
「いいけど...」
「ん、わかった!じゃあ俺先に駅行ってっから!」
そういって明石は教室から駆け出していった。
「...それにしても」
河谷は独り言をつぶやいた。
「なんで一緒の路線で帰ってるって知ってるのかしら?」
少し混雑した電車に乗り込む。
「ここ空いてっけどアヒル座る?」
「ううん...大丈夫」
しばらくして止まった駅で結構な人が乗り込んできて電車は混雑してきた。
(ロウの奴...大丈夫かな)
するりと身体に腕が当たる。
「...ひっ」
恐怖で身体が固まる。相手はこちらが動かない事に便乗して何度も撫で回す。
まただ。この駅に止まった後は毎日痴漢が出る。
今日も耐えなきゃいけないのか…
そう思った時だった。
「ちょっと、そこのおっさん」
そう言って河谷の後ろから明石が出てくる。
「辞めてくんね?そういう事。この子俺の連れなんだけど」
怖気付いたのか男は逃げていった。
「あ…ありがとう」
「どういたしましてっ」
明石に頭をわしゃわしゃと撫でられる。
「ちょっ?!髪がぐちゃぐちゃになるじゃない!」
にひっと言って明石は笑った。
「助けられたのに随分な態度だなぁ?」
「うっさいわね!」
(今日は防げたな...昨日見た時はびっくりしたが)
(アヒルの事触るなんて百年早いんだよあのおっさん!)
「とにかくアヒルが無事で良かったな...」
「なんか言った?バカシ」
「何にも...って誰がバカシだ!」
「ふふっ」
(やっぱりこいつは笑ってる方がいいな...)
- Re: ヤンキーちゃんと世話焼きちゃん ( No.3 )
- 日時: 2022/08/02 10:45
- 名前: 小話
ツンデレ可愛い...
本編のストーリーに沿わせるとロウアハになっちゃうけどアハロウもいいな
ロウに対してだけ亜春ちゃんは99%ツンです
ちなみに亜春ちゃんとかレイくんとかはちゃん付けくん付けで呼んでるのにロウは呼び捨てなのはちゃんもくんも合わないからだね
本編中でロウの事呼ぶ時は
女性モブ⇒明石さん
男性モブ⇒明石さんor明石
ってな感じで分けてる
ヤンキー仲間は呼び捨てしてそう
小説書く時はwowakaさんの曲聞くと捗る
アンチテーゼ・ジャンクガール
トーキーダンス
センスレス・ワンダー
あたりおすすめ
名前は対象的にしてるつもり
食う側と食われる側
ロウ(狼)⇔アハル(アヒル)
温度
レイ(冷)⇔ダン(暖)
- Re: ヤンキーちゃんと世話焼きちゃん ( No.4 )
- 日時: 2022/08/02 07:17
- 名前: 3
今回はがっつり百合かも...
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「河谷さんなんかピリピリしてない?」
「どうせまた明石がなんかやったんだろ...」
「あ、明石来た」
「ちょっと明石!あんたもう3日連続掃除サボってんじゃない!」
「あー、そんなもんもあったな...」
「ふざけないでよ!こっちはあんたの性で毎日毎日叱られてんだから!」
「...ごめんな」
そういってそっと頭にキスをする。
「えっ?」
「マジかよ...」
「これで許してくれ!じゃあな!」
固まっている河谷を置いて明石は走り去った。
「あ...あ...」
「あの大バカ!!!」
怒りではない感情で顔を真っ赤にして河谷は叫んだ。
- Re: ヤンキーちゃんと世話焼きちゃん ( No.5 )
- 日時: 2022/08/02 16:47
- 名前: 4
アハロウっぽいの書きたかっただけです...
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「やべえっ!遅刻だ!」
前日に夜遊びしていたせいで朝寝坊したロウは鏡も見ずに家を飛び出した。
「今日遅刻すっと補習なのに!クソがっ!」
「おはざいまーすっ!」
「おい明石!その頭の物はなんだぁ!」
「今それどころじゃねえんだよ高松っ」
「間に合ったぁ!」
ガラガラと乱暴に教室のドアを開けて明石は教室に駆け込んだ。
「はぁ...はぁ...」
「え?明石さん頭になんかついてない?」
「だよな...」
「ちょっと、明石...」
「あ?なんだよアヒル。こっちは息切れしてキツいって言うのに...」
「あんた頭に変な物付いてるわよ」
「へっ?」
そういって頭の上に手を伸ばすとふわふわとした物が手に当たった。
「なんだこれ、アヒル鏡持ってねえか?」
そういって渡された鏡を覗くと、
犬の耳にそっくりな物が付いていた。
「は...?」
背中の方に手を伸ばすとやはりふわふわとした尻尾が生えていた。
「どうしようアヒル...」
「知らないわよ...」
目に見えて落ち込んだ様子の明石は尻尾を足の間に挟み込んでいた。
「あんたその尻尾、無意識でやってるの?」
「ん?ああ、これか...この尻尾思い通りにならねえんだよ...」
「あんた名前が狼(ロウ)だからそんな事になってるんじゃない?」
「それならお前アヒルになるぞ」
「あら、そんな酷い事言って。こっちは助けようとしてるのにね」
「うう...こんな姿じゃ目立ってしょうがねえ」
「明石に犬耳が生えたってマジ?」
「マジマジ、ほらあれ」
「なんかいつもに増して殺気立ってね...」
「おいそのお前!何見てんだ噛み千切っぞ!」
「ガチギレしてんじゃん...離れとこ」
「明石ー、お昼食べましょう」
「わかったー」
尻尾を振りながら明石が駆け寄ってくる。
「一緒に食べるの嬉しいの?」
「な、そんな事ねえし...」
一段と尻尾が揺れるスピードが上がる。
(素直じゃないんだから...)
わしゃわしゃわしゃ
「おい」
「何よ」
「手退けろよ...」
「だってあんたの髪の毛ふわふわだし、触りたくもなるわよ」
河谷は読んでいる本から目を話さず、空いている手で明石の頭を撫でていた。
「いいから退けろっ...んっ」
突然声が乱れた。
「え?」
乱れた時に触っていた箇所、犬耳を再度触ってみる。
「あ...///」
「あんたここ触るとなんか変ね...」
つんつんと犬耳を突く。
「やめ...///」
「辞めろって言われたらやりたくなるのよねぇ」
くにくにと耳を弄る。
「んんっ///」
「明石にしては可愛いじゃない」
毛並みに沿って犬耳を撫でる。
「やめろよぉ...///」
そう言う明石の目はいつの間にか潤んでいた。
「...しょうがないわね」
河谷が手を退けると、どこかからカシャ、と言うシャッター音がなった。
「...は?」
「撮れたか?」
「バッチリ撮れたぜ、明石の犬耳姿!」
「じゃあ今週の校内新聞の目玉はこの写真に...って」
「佐藤!後ろ!」
「ん?」
「ふざけるなクソ新聞部がああ!」
異様な速さで明石は立ち上がり佐藤たち新聞部のカメラから今の写真を抹消すべく教室を駆け出していった。
「ちょっ、待ちなさいよ明石!」
その後を追うべく、河谷も教室から飛び出していった。
その後、無事にその写真はカメラごと明石の踵落としで消滅し、明石の怒りは治まった。
そしてその写真を撮った新聞部の佐藤は英雄として一部の層から讃えられるようになるのであった...
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長くなっちゃった...
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