官能小説(オリジナル18禁小説)
- 加恋な桃色つながるオモイ
- 日時: 2024/12/20 15:48
- 名前: 小説好きな医師
★はじめに★
こんにちは、はじめまして、もしくはお久しぶりです小説好きな医師でございます。
この度、私も官能小説に挑戦していきたいなと思いまして。
さらに言うと、わたくし実は、恥ずかしながらめちゃくちゃ性欲が強いということもありまして、この度は官能小説に挑戦させていただきます。
★注意★
・ロリ好きな人にしかお勧めしません。
・初めてなので、どうなるか分かりません。
・R18作品ですので、18歳未満の方はご遠慮ください。
・誤字等がありましたら、コメントにてご報告お願いします。
・コメントについては、ご指摘やご意見であっても構いません。とにかく感想を頂きたいです。
・中編もしくは長編にするつもりです。
★登場人物★
名前 主人公 年齢 職業 性癖 性格
・杏 〇 15歳 中学 やや強い 明るくて、声が高く、クラスで人気者。
・優 〇 24歳 ニート 強い 陰キャで、少し太った若者。
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- ★第1話 きっかけ★ ( No.1 )
- 日時: 2024/12/20 16:14
- 名前: 小説好きな医師
とある、静かな住宅街でのお話し。
オレは、今日も溜息をついた。
「はあ・・・」
それは、ずっしりと重い溜息だった。
(今日もやってしまった)
オレは今まで、毎日のように下校中の女子中学生に話していた。ただ、話がしたかった。本当にそれだけなのだ。しかし、優の見た目は悪く、イケメンとは程遠く、おまけにこのぷよぷよとした脂肪の塊。オレはこんなものを作ってしまった覚えはないというのに。
そして、相手から見れば、オレは単なる不審者。避けられても無理はない。どうして、オレはそこまでして女子中学生に積極的なのかって?それは、オレが生きてきた人生の中で、一番印象に残っていて、性欲を強くさせたきっかけが、それだったから。特にオレは、女子中学生の制服が大好きだ。他の人から見れば、おかしいと思われるかもしれないけど、オレにとって制服は最高の服装であり、その制服と出会った中1の時を思い出すと、今でも息子が動きだす。しかし、見ての通り、オレはこんな容姿で、更に女子中学生と何度話しかけても失敗している。これでもう、11回目。いい加減、やめてしまおうか。もう、さすがにこれ以上やったら警察に捕まるかもしれない。そしたら、幸せなニート生活もおしまいだ。オレはただ、一人で居るのが寂しいから、女子中学生を誘っているだけなのに・・・。ただ、現実とはそう甘いものではなく、官能小説のように、そう簡単にはいかないのだ。
(ああ、どうしてこうなってしまったんだろう・・・)
オレはいつも、そのことばかりを考えて、そして後悔してしまう。で、夜にはお酒をたらふく飲んで、翌日になれば、前日の事なんか嘘みたいに忘れてしまうのだ。そして、またオレは下校中の女子中学生に話しかけてしまう。もちろん、避けられてしまう。それも、嫌そうな顔をして。分かっている、自分がどういう感じなのか、自分がどういう性格なのかも全て。でも、これで流石に12回目。もう、無理なのかな、と思っていた。こんなにやっても無駄だった。オレの人生はずっとニート。楽だけど、恋愛なんて到底無理な話で、こんなロリ好きなオレを好きになる女子中学生なんて何処を探してもいないだろうと思っていた。その時だった。オレに転機が訪れたのだ。
さて、第1話はここまでです。やっぱり、官能小説って自分自身が書きたい物を書いている人が多いのですが、大事なのはそれを読む読者であり、なるべく読者に伝わりやすいように書くことが大切だと思います。また、すぐに展開を自分の思い通りにして、性行動に持っていくのではなく、ゆっくりとしたストーリー構成を心掛けていきたいと思います。宜しくお願いします。
- ★第2話 杏との出会い★ ( No.2 )
- 日時: 2024/12/20 16:34
- 名前: 小説好きな医師
オレは、もう12回目の失敗をしてしまった。
(諦めて帰ろう)
そう思った、その時だった。
「だいじょうぶ?」
後ろから声を掛けられた。女声の明るい声だった。オレは恥ずかしくて、後ろを振り向くことができない。
「・・・・・・」
ただ、オレの心臓はバクバクと動いていた。まるでジェットコースターに乗り出したみたいに。すると、彼女はオレの前に現れた。こうなってしまっては、オレはどう対処したらいいかわからず、とりあえず「こんにちは・・・」と言っておいた。
(やばい、本物の女子中学生だ・・・)
女子中学生とこんなに近づけるのは初めてで、オレは興奮が止まらなかった。一度、この目で見たかった、制服姿。髪型はショートヘアで、顔立ちは可愛く、制服姿はよく似合っていた。スカートは長く、リボンやネクタイも付いてなく、物足りない気はするけど、制服を着ているというだけで良かった。これ以上の欲望は何だか悪い。そんな気がした。彼女はオレに優しく接してくれた。
「こんにちは!なんか、元気ないね。名前は?」
オレは質問に戸惑う。こういう時、なんて答えればいいのか分からない。ただ、一応こっちが大人だし、しっかりとしなきゃいけないのは分かっているけれど・・・。
「えっと・・・その・・・優です・・・」
オレは目を時折逸らしながら、答えた。駄目だ、陰キャなオレには刺激が強すぎる・・・。もしかして、これって恋愛に進むパターン・・・?いや、よく考えろオレ、そんな訳ないだろう、大人が中学生に手なんて出したら、捕まるに決まってる、それにこの子だって、まだオレのことが好きって決まったわけでもないし。早まるな、オレ。落ち着け、オレ。
「優くん、暗い顔してたけど、だいじょうぶ?」
優くん。初めて呼ばれたその言葉。やばい、やばすぎる。優くんなんて、今まで一度も呼ばれたことがない。頭の中で彼女の言葉が何度もリピートする。これって、やっぱり・・・いや・・・でも・・・。オレのことを心配して声を掛けてくれた、きっと好きとか恋愛とかそういうのではない。勘違いしてしまった自分が恥ずかしい。ただ、この後、二人の関係がまさかの方向に進むだなんて、まだお互い知りもしなかった。
今回は、少し短いですが、キリがいいので終わりにします。第3話も楽しみにしていてください。
- ★第3話 恋愛は・・・★ ( No.3 )
- 日時: 2024/12/25 13:11
- 名前: 小説好きな医師
「だ、だいじょうぶ・・・です・・・」
オレはやっと答えることが出来た。やばい、やばすぎる。激かわじゃん!
「そっか、じゃ、またね」
「あ、はい・・・」
彼女はすぐに立ち去ってしまった。まだ初めて知り合ったんだ。無理もない。そりゃあそうだろう。いくら優しくても、恋愛に発展する訳がない。
(さて、オレも家に帰ってAVでも見るか)
その日は気分が良かったので、家でAVを見た。
(ああ、可愛かったなあ、あの子。名前はなんていうんだろう。好きなものとか気になるなあ)
しかし、オレは家に帰ってもあの子のことが忘れられなかった。忘れられるはずがなかった。
そして、あれから1か月後・・・。あの子とは、あれ以来出会えておらず、恋愛は進歩するどころか、友達にすらなれなかった。オレはもう、恋愛に諦めかけていた。こんなんじゃ、もう駄目だ。きっと、オレには恋愛とか無縁なんだよ。くそっ!
そんなオレの大嫌いなものといえば、やはりイケメンだろうか。自分とは正反対で、オレが月だとしたらイケメンは太陽のような存在。そんな輝いて見える彼奴らが大嫌いなんだ。殺してやりたくなる。イケメンなんていなきゃいいのに。お前らが居るだけで、オレの精神を壊してくれる。
オレは、いつものように近くのコンビニに行った。そこで、大好きなアルコールを買って、ビニール袋に入れ、持ち帰る。そして、家でアルコールパーティーをするんだ。一人で飲む酒は最高で、他人の目を気にする必要もない。もし、この小説を見ている奴がイケメンだったら、オレはそいつを殴っているだろう。さて、アルコールは買えたことだし、家に帰ろっと。帰ったら、アルコール飲んでえ、そしたらゲームいっぱいしてえ・・・。へへへ、やりたいことがいっぱいだぜ。ん!?彼奴は・・・。
その時、オレは男性とすれ違った。それも、めちゃくちゃ顔の良いイケメン。そいつが態々オレの近くに来たなんて・・・許せない・・・そう思い、オレは気づいた頃には片手でさっき買ったアルコールを持ち、そのイケメンの後頭部を目掛けて殴ろうとしていた。
(お前ら、イケメンのせいで・・・オレの人生はめちゃくちゃになったんだー!!!!!!!!!!)
「やめてっ!」
と、その時何処かから聞いたことのある声が聞こえてきた。イケメンは後ろを振り向き、殴りかかろうとしているオレを見て、驚いて去っていった。くそっ、逃げられた。にしても、今の声、何処かで聞いたことがあるような・・・・・・はっ!あの子の声!オレはアルコールをこっそりとビニール袋の中に入れ、周囲を見た。すると、後ろにあの子がいたのだ。こんなに近くに居たのに、オレは気づかなかったのか。しかも、彼女は制服姿。学校は早帰りだったのだろうか。
そういえば、ここ、彼女の通学路だったな・・・。そっか、オレ、酷い事しようとしてたんだ。しかも、こんな通学路で。殺ったらバレると分かっているのに、オレ、なんて馬鹿なんだ。人を殺すならちゃんと計画くらい立てろよ・・・。そうやって、自分自身に責めていた。ああ、まずい、彼女に見られてしまった。よりによって一番見られたくない相手だったのに。しかし、オレの嫉妬心は消えなかった。イケメンを逃してしまった、殺せなかった。とにかくその事が悔しくてたまらない。ただ、彼女はオレをじっと見ている。被疑者であるオレは、なんて言ったらいいのか分からない。でも、とにかく此処だとまずい。オレが人を殺そうとしていたことを、周りに気づかれたらそれこそ逮捕されるだろう。何とかイケメン本人は許してくれた(?)けど、こんな所でバレたらオレの人生はお終いだ。ああ、どうしようどうしよう。黙ってても仕方ないのは分かっているが、彼女が怒っていることは、オレが見ても分かるほどだった。くそっ!神様のバカっ!オレを不幸にしたのはお前ら神様だろっ!分かった、これも神様の仕業だな、許せねえ!オレはそんなどうしようもないことを考えていた。しかし、オレが何かしてやらないと、彼女の怒りが冷めることはない。それは分かっていた。でも、どうしたらいいんだよお!
- ★第4話 オレは悪くない★ ( No.4 )
- 日時: 2024/12/25 13:24
- 名前: 小説好きな医師
「オ、オレは別に悪くなんかないぞ!」
「・・・・・・」
彼女は黙っている。前まではあんなに優しそうだったのに、今ではまるで別人のようだ。こんな通学路で、揉め事なんてしたくないのに。
「だ、大体、お前なんかいなければ良かった!!」
オレはつい、流れで言ってしまった。まずい、彼女にこんなこと・・・。彼女は「さよなら」とだけ言って、立ち去ってしまった。怒るどころか、オレの行動に呆れてしまったのだろう。オレは、遠ざかっていく彼女に涙が零れる。そして、その場で跪いた。オレの・・・人生は・・・終わった・・・。仕事も出来ず、イケメンも殺せず、そして折角できそうだった彼女も失ってしまった。ああ、詰んだんだ。オレの人生は終了だ・・・。これにて、14回目の失敗・・・。もう、とりかえしがつかない。どうしよう、彼女に謝りに行こうかな・・・。でも、まだ怒ってるだろうな・・・。それに、もし、また行ったりしたらストーカーと思われるかもしれない。それだけは絶対に嫌だ。そうだよ、オレ、なにくよくよしてんだ。オレは悪くない、向こうが悪いんだよ!そうだろ、そうに決まってる!
「ハハハ・・・ハハハハハ!」
オレの急な笑い声に、周囲に居た中学生は冷たい目で見る。でも、もうそんなの関係ない。オレは、オレの選んだ道を進むだけだ。
一応、官能小説にしてみましたが、どちらかというと、恋愛要素が強いかもしれません。あと、サスペンスや残酷な話も含まれていますので、ここから先は、そういう描写が苦手な方は読むことをお勧めしません。本当にやばいので、次回からは読まない方が良いかもしれません。以上、作者からの予告でした。
- ★第5話 やっぱり・・・★ ( No.5 )
- 日時: 2024/12/25 13:51
- 名前: 小説好きな医師
(ああ、やっぱり彼女欲しいー!!!)
AVを見ていると、お互いが仲良く愛し合っている動画ばかり。羨ましすぎるんだよ!え、だったら見るなって?たしかにそうだけどさ、興奮しちゃうじゃん、この画面の男がもし、オレだったらどうなるんだろうとかさあ。AVは男性にとって最高のオカズなんだよ!って、オレ誰に向かって怒ってんだろ・・・自分が馬鹿らしく思えてきた。せっかくのチャンスをいつも壊してしまっている。そういうつもりじゃないのに。え、お前は恋愛をしたことがないのかって?みりゃ分かるだろ、お前らとは違ってなあ、オレは一生童貞のままなんだよ!くそが、どいつもこいつも20代で恋愛しやがってよお。24で恋愛してねえことがそんなに悪いか?ああ、あの子と出会った時、恋愛できるかもと思ったオレが馬鹿だった。どうせ、こうなるんだよ。よし、やっぱり殺ろう。イケメンめ、許さねえ。特にあのイケメン、オレを侮辱しやがって。今度は逃がさねえからな!!オレは、今度はちゃんと計画を決め、犯行に及んだ。前と同じ場所、同じ時刻で待ち合わせていると、やはりやって来た。さて、殺るか。そう思い、犯行に及ぼうとした瞬間、目の前に彼女が現れた。手を広げてイケメンを守っている。
「ぬう、邪魔をするな!オレはイケメンを殺るんだ!」
しかし、彼女は凶器を見せても引き下がる素振りを見せない。ついにオレは負けてしまった。新しく買った凶器をゴミ箱へ投げ捨てる。
「くそっ!なんで・・・なんでオレを自由にさせてくれねえんだよ!!」
オレは泣きながらも言う。大人なのに恥ずかしいとは分かっているが、流石に疲れてきた。
「優くんを、守るためだよ」
「守るため?何がだ。オレはイケメンを無くしたいと思ってるだけだぞ」
「はあっ。まだ分かんないんだね。そういうことしたら、困るのは優くんの方だよ。そうやって人生は人を●すために使っていいの?」
たかが中学生、なはずなのに正論で言い返すことが出来ない。
「いい歳して、ちゃんと考えてほしいよ」
ああ、そっか。オレはまた悪いことをしようとしてたんだ。自分がバカみたい。こんな中学生に説教されるなんて、思いもしなかった。
「ごめん!オレが悪かった!」
オレは彼女に謝る。もう、この方法しか思いつかなかった。
「私に謝らないで!謝るなら向こうの人にしてよ!」
彼女はそう言って、イケメンの方を見る。
「でも・・・」
「そうだよね、出来ないよね。難しい事推し付けちゃってごめんね」
そう言われると腹が立ってきた。やってやる、大人の礼儀というものを見してやる。こうして、オレは何度も何度もイケメンに謝ったら、何とか許してもらえた。はあ、謝るなんて何年ぶりだろうか。人との出会いが少なくなったから、人に謝ることなんてここ最近なかった。恥ずかしかったけど、たまにはこういうのもいいもんだな。オレは、そう思っていた。謝ると自分の心もすっきりとすることに気が付いたのだ。それから1カ月後・・・。今では、休みの日にデートほどではないが、杏(彼女の名前らしい)と出掛けることが多くなった。杏は確り者で、いつも頼れる存在。でも、これじゃあ恋人っていうより、親子って感じがする。まるでオレが彼女の子供みたいだ。でも、恥ずかしながら嬉しいと思っている。彼女とこうして、少し距離を縮められただけでも。恋愛とはいえないかもしれない、だけどオレは彼女と居るだけで十分だった。この生活がずっと続くといいな。
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