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【ギリシャ神話】『 星の遊泳 』【星旅物語/指名制】
日時: 2024/02/20 13:20
名前: 語り手 (ID: Hh73DxLo)


万物の母たる創造主の目醒め
運命を紡ぐ白き指先で子を成さん

神託を疑わず生れ堕とされた者達
破滅を導く黒き指先で命を摘むがん

鳴於…故郷よ…倖せだった在りしき日々よ…私を忘れるのか
嗚於…女神よ…母上よ…我が仔を葬ってまでどんな世界を織り上げるおつもりか?

>>1【規約】
>>2【星旅物語】
>>3【お星様図鑑】
>>4【関係性】
>>5【カロン】
>>6 *方舟の内装*
>>26【追記】

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Re: 【ギリシャ神話】『 星の遊泳 』【星旅物語/指名制】 ( No.1 )
日時: 2023/08/13 20:57
名前: 語り手 (ID: jtELVqQb)


【規約】

◇お星様擬人化/オリュンポス十二神スレ◆

I.ネチケット厳守。
II. 荒らし、当スレに関係性の無いもの禁止。
III. 恋愛のジャンルは問わず。
IV.豆ロル禁止。それ以外ロル文字数、形式問わず。※あまりにもやり取りが難しいと判断した場合ご遠慮頂く場合が御座います。
V. 記号、絵文字、顔文字の乱用禁止。
VI.お話ししたい時にお話をするゆっくり置きレス進行。
VII.登録から二週間以上お返事が無い場合キャラリセット。ご一報頂ければお待ちします。
VIII.登録から一ヶ月継続された場合は、最低一ヶ月に一度の顔出しでも構いません。
IX.長らく続いた方が失踪された場合、”お星様に還った”と表記します。お問い合わせ頂ければ続きから出来ます。

Re: 【ギリシャ神話】『 星の遊泳 』【星旅物語/指名制】 ( No.2 )
日時: 2023/08/13 20:52
名前: 語り手 (ID: jtELVqQb)


【星旅物語】

 約138億年前、神様は宇宙を創りました。
有限に広がる空間の支配下で生まれたお星様たち。彼らは永遠とも思える時を超えて、激しく輝き続けそして寿命を迎える。私達が住む銀河系の太陽も同等に膨張し、隣接の星を飲み込み続け、やがて太陽系に一つの終止符を打つのです。

神様のちょっとした悪戯、彼等が燃え尽きる前に太陽系のお星様を大きな箱舟に乗せて宙を旅させようと思いました。色鮮やかな星雲に難破しないよう渡し守を添えて。

その箱舟は朝も夜も訪れる不思議な気球に似た宇宙船。中には小さな町があり緑があり川がある。地球に存在する動物も生息し穏やかで暖かい場所。頭上はステンドグラスが広がり昼は青空に、夜には広大な宇宙を眺める事が出来る。もちろん昼間でも箱舟の巨大な窓から宇宙を眺める事も出来ます。
原動力は不明、船の中心部に秘められた空間が存在するという噂も。

太陽系のお星様たちは初めて意志を持ち、自由に動ける身体を持ちました。これまで遠くにいたお星様ともお話をする事が出来ます。『ああ、ようやく会えたね』と、言葉を交わす事でしょう。

お隣の銀河にお邪魔したり、天の川で年に一度の再会に遭遇したり、オリオン座に手を振ったり、事象の地平線を越えてみるのも面白いかもしれませんね。
無限にも思える有限の世界、暗闇に呑み込まれる前にお星様は何を思うのでしょう。

冥界への旅路。さあ出発はもうすぐ、その手を取って宇宙の旅へ。

Re: 【ギリシャ神話】『 星の遊泳 』【星旅物語/指名制】 ( No.3 )
日時: 2023/08/16 15:00
名前: 語り手 (ID: OZDnPV/M)


【お星様図鑑】

◇太陽- Sun - >>7
燃え盛る恒星。必要不可欠な存在の太陽。
その光は宇宙の果てを目指す。寿命は訪れる。全てを飲み込んでしまいそうだと、どうか恐れないで。貴方は皆に愛されているのだから。太陽が無ければ惑星は引き合う事は無かった、遥か彼方まで照らす太陽を中心に回り続ける星々はきっと形容し難い想いを秘めている事でしょう。皆の憧れの的、宇宙の星々を照らす偉大なる存在。太陽は近過ぎても離れ過ぎても何かしらの影響を与える存在、太陽自身がそれに気付く様々な経緯に置いて太陽系や宇宙の在り方に自ずと浸透して行く様が良く見える、切なくも優しい宇宙の摂理を物語っているかのよう。また星の寿命において重い質量を持つ恒星は膨張して行く定め、星々を呑み込みながら最期を迎える時、太陽は何を思うのか。
…*アポロン神の化身/ゼウスの子。牧畜、音楽(琴)、予言、医術、弓術を司る。完璧な外見、活気に溢れている。


◇水星-Mercury- >>8
季節の無い惑星。一見あまり重視されない星だが、物凄く両極端な世界を絶えなく素晴らしい星。太陽に一番近いが故に極端な星、内部には溶岩が眠り、不思議な事に地表には氷も張っている、両極端さ。高温で巨大な太陽へ想いを馳せる。
 昼間は熱され夜は冷やされ、最も極端だと言われる。されど貴方は唯一太陽の傍にいてあげられる、貴方が一番に触れてあげられる。
…*ヘルメス神の化身/ゼウスの子。富と幸福を司る。商業、旅人の守護神。アポロンを慕い、聡明で器用、素早い。


◇金星-Venus- >>9
宵の明星と呼ばれし惑星。夕方の一番星、美しく華がある。やはり気高く夕暮れ時の一番星らしい自己主張の強さが現れていて届きそうで届かない、そんな高嶺の花の様な存在のよう。
 灼熱の厚い雲に覆われ、その身を隠している。夕焼けに一際輝く貴方を時を超えて誰しもが見上げただろう。 美しさのその下、秘めたら何かを持つ金星もまた魅力的。
…*アフロディテ神の化身/泡から生まれた。愛と美、豊穣、エロスの神。高飛車、気が強く誇り高い。


◇地球-Earth- >>10
生命の源、青い惑星。何もかもが奇跡で生まれた美しい地球。惑星の中で唯一生命を身籠る星。
 鳥は空へ屍体は土へ輪廻転生を繰り返す奇跡と潤いに満ちた貴方。羨望の眼差しの先、私達は内を蝕まれる痛みを知らない。月と切れぬ関係。
…*ガイア神の化身/ウラノス、ポセイドンの母。全ての生命、大地の生みの親。母性的、面倒見が良く大らか。


◇火星-Mars- >>11
地球に似た赤い惑星。人類の移住計画が建てられるほど期待の惑星だがその地は地球と似て非なる星、約40億年前にはあった海、重力の小ささにより徐々に大気が宇宙へと逃げ出して変わり果てて行く気分は如何程のものだったのか…想像するだけで悲しくそして魅力的な惑星。
 かつての栄光は失われても尚、貴方の魅力は今も尚輝き続けている。水も空気も奪われようと人々の馳せる想いまでは奪われはしないのだ。
…*アレス神の化身/ゼウスの子。戦いの暗黒面の象徴。好戦的、乱暴だが心寄せる者へは思いやりの心がある。


◇木星-Jupiter- >>12
太陽になり損ねたガス惑星。太陽系で最大の惑星な木星、とても浪漫がある。偉大なゼウスの化身木星。木星も火星と同様、謂わばなり損ねた星、全知全能とはいえゼウスにも手にする事が出来なかったものがあったかもしれません。
 熱、密度、大きさが足りず貴方は赤色矮星にはなれなかった。虜にさせる魅力を持ちながら誰一人訪問者を許さない。
…*ゼウス神の化身/クロノスの子。全知全能を司る最高神。正義感、慈悲深いが秩序を守らない者へは徹底的に罰を。


◇土星-Saturn- >>13
環で飾られたガス惑星。美しい輪とほぼガスで出来た惑星。地表は存在せず中心部のコアに至るまでに何層もの雲を抜けて、ようやく辿り着いた底では高温と一千気圧の重力によって二度と抜け出す事の困難な、正に奈落の底、未知の領域が非常に魅力的。
 太陽系の宝石とも謳われし貴方、落ちたら最後強い重力で引き寄せられる。底は空洞かそれとも…それでも良い、もっと貴方を知りたい。
…*クロノス神の化身/ゼウスの父、時を司る。狡猾でありながら勇敢、落ち着きがある。


◇天王星-Uranus- >>14
神秘的で奇妙な氷惑星。惑星の中で一番不思議な天王星は知れば知る程興味が注がられる存在。ウラノスは宙を統べた者、神話においてはクロノスとも深い関わりがある。
 中心部でダイヤモンドの雨が降り、97.77°傾いている。誕生間も無くして衝突によるものだと言われている、ねえ誰にやられたの?
…*ウラノス神の化身/ガイアの子、宇宙、天空を司る。自由気まま、何者にも捉われず一途。


◇海王星-Neptune- >>15
氷雲によるガス惑星。肉眼で見つける事が不可能な美しい星、中心部には氷とダイヤモンドで出来た謎めいた流動体のマントルがあるらしい、想像するだけでもとても浪漫溢れる素敵な星。
 私達は貴方を肉眼で捉える事は出来ない、その恐ろしい程青く美しい姿を宇宙は隠している。貴方を知る者は果たしているのだろうか。
…*ポセイドン神の化身/ガイアの子。海と地震を神、大海原を支配する。荒々しいが包容力がある。


◇冥王星-Pluto- >>16
太陽系から外れた準惑星。太陽系外へ追いやられても冥王星には多大な魅力が詰まっている。冥王星は死、終わりのイメージが強い。しかし終わりも始まりがあっての事。
 太陽から最も遠く、極寒の地。何も無いけれど、貴方の空は地球と同じで青い夜空が広がっている。忘れはしない、貴方がいたことを。
…*ハデス神の化身/ゼウスの兄。死、冥界の王。元々は純粋無垢だが終わりなき役職により厳正な堅物となる。


◆月-moon- >>17
地球の衛星。地球を守る健気な衛星である。
 貴方は地球も守る盾、常に地球に同じ方向を向けて背に傷を負う。貴方の影響力は凄まじく、地球にとって唯一無二の存在だ。地球に多大な影響を与える。月が少しでも離れるだけで地球の自転は狂い、激しい気候変動によって人類が滅亡する程の存在、地球とは深い絆で結ばれている。
…*アルテミス神の化身/アポロンの双子。貞潔や狩猟、月の神。潔癖、異性嫌い、甘えたな一面を持つ。


◆カロン-charon-/主固定キャラ >>5
冥王星の衛星。
 互いの間の軸にして向き合いながら回っている。離れる事なく永遠の旅路に付き添うだろう。
…*カローン渡し守/死者の魂を永遠の住処となるハデスの元へと届ける。


※お星様は神様の化身ともギリシャ神話では記述されています。〜の子と記載してますが、お星様に血の繋がりはありませんのでなんとなくそれぞれ絆があるんだな、とだけ覚えてもらえれば大丈夫です。図鑑では敢えて神話の詳細も省いてます。(指名キャラプロフには詳細も含めます。)
※性格につきましても記載した神様を少し齧った性格であればご自由に作成して下さい。

Re: 【ギリシャ神話】『 星の遊泳 』【星旅物語/指名制】 ( No.4 )
日時: 2023/08/15 00:08
名前: 語り手 (ID: jtELVqQb)


【関係性】

@天王星、海王星は兄弟又は姉妹の関係性です。血が繋がっている訳ではないので恋愛は可です。

A水星は太陽の秘書のような関係性です。そして淡い想いを抱いています。最終的な想い人の有無はご自由に。

B火星と地球は親友です。しかし火星は地球へ劣等感のような複雑な感情を抱いております、地球はそれに気付いています。

C木星と太陽は密かなライバル関係です。互いの良き所を理解しているからこそライバル視してしまいます。

※月、土星、金星、冥王星は此方が補足する関係性は御座いません。
※お星様から人の形となっても、皆さんは何となく全員の事を把握しています。距離が近ければ近い程相手の存在を理解し、関係もある。遠ければ遠い程あまり把握していない、もしくは名前しか聞いたことが無い程度です。
※展開から様々な関係性が生まれると思うので必ずしも上記に記載した通りで完結でなくても大丈夫です。

Re: 【ギリシャ神話】『 星の遊泳 』【星旅物語/指名制】 ( No.5 )
日時: 2023/08/15 00:26
名前: 語り手 (ID: jtELVqQb)


【カロン】

お星様/カロン

名前/charon

外見/10代後半。初老のように灰色がかった白髪は肩程の長さ、前髪は瞳に掛からぬ程度の質素な髪型。虹彩は白く濁り、世界を見据えたような覇気を感じられぬ瞳。無表情にも近い淡白な顔付きは中性的で愛らしいとも美しいとも異なる。ただ何処か懐古的で哀愁漂う。目が合えば朗らかな笑みを浮かべ、海底のような落ち着いた声色で語り掛ける。身体付きはどちらかといえば少年寄りの平坦さ、身長は160前後。青白い肌質、華奢な作り。古びたワンピース状の衣服を纏い、その下にはズボンを着用。

備考/ギリシャ神話において、カロンは冥界のステュクス河の渡し守。不愛想な老人の姿で描かれ、死者を冥界へ送る。衛星カロンは太陽系のお星様の中で最初に自我を持ち、自由に動ける身体を頂いた。勿論死者を冥界に送る渡し守の化身であると理解はしていなかったが不思議と太陽系がこれからどうなるのかを知り、自らの使命が何であるかを理解する。お星様たちを見守る脇役の立ち位置、全員の事を好いており特に歌を聴く事やそれぞれが得意とするものを見るのも好き。ちゃっかり船賃も頂いているがそれが何か、いつ貰っているかは不明。船は何もせずともゆっくりと進んでおり、オールを使い一漕ぎする毎に速度を増すため微調整なども行なっている。

ロルテスト/
初めまして私はカロン、どうぞ宜しくお願いします。突然ですがもうすぐ終わりが来ます、そう心配なさらず私と旅に出掛けましょう。
(暗黒に支配された静寂な宇宙。天翔ける星々は遥か過去の光を灯し、時の柵を覆す。数多くの学者が惑星の運行軌道、万有引力、相対性理論等を唱えたが何億光年と広がった空間の解明には到底及ばず、その広大で偉大な存在を前にして人々はただ空を仰ぎ朽ちていく事しか出来ない。そんな不確かな場所、奇跡の重なりで生まれた貴方にカロンは静かに語り掛けた。抑揚の無い正気を感じさせぬ声色、どこか懐かしい柔らかい出立ちで貴方を見つめる眼差しには労りと真実しか映らず。微笑む姿に焦りや悲壮感は無く、何処か楽観的、傍観的であり。背後には”貴方であった”星が佇むが、貴方自身は形を得た自由の身となって浮かんでいる事だろう。見えぬ桟橋の向こうには丸い船が無重力でぷかぷかと浮かび出航の時を今か今かと待ち侘びている。悲しくも浪漫溢れる冥府への旅路、運命の手引きをするようにそっと青白い片手を差し出して。)
最期までお側にいることどうかお許し下さい。皆が貴方を待っています、さあ船にお乗りなさい。共に向かいましょう、あの広大な空の果てへ。





お星様/(例:太陽、水星で記載。指名キャラに成り替わり、貴方自身が成りたいお星様を。)

名前/(例: Sun、Mercury、新たな名は不可)

外見/(※男性的、女性的、中性的どれでも可。髪色等自由。年齢の書き方は10代、20代との表記で。)

備考/(※旅の賛否や他のお星様に対する想いなどご自由に。)

指名/(特に関わりたいキャラ、複数指名も可。)

ロルテスト/(※カロンへの返答にて船に乗る場面。ご自身の性格が分かるような書き方を意識して頂ければ性格を別途で書かなくて大丈夫です。)

※ロルテストで性格を表す事が困難な方は性格を別に書いて頂いても構いません。
※ロルテストでは形式や文字数は問いません。お好きなように書いて下さい。ただどうしてもやり取りが難しそうだと判断した場合お断りする場合が御座います。
※お星様には性別は御座いません。外見で男性寄り女性寄りにする事は可能です。
※ギリシャ神話や星座の参考も可です。
※お星様の擬人化なので真空でも生存出来ます、熱い星だから寒いのが苦手程度のご都合設定で大丈夫です。

Re: 【ギリシャ神話】『 星の遊泳 』【星旅物語/指名制】 ( No.6 )
日時: 2023/08/15 18:03
名前: 語り手 (ID: jtELVqQb)


*方舟の内装*

◯方舟の広さは東京ドーム一個分程度です、回ろうと思えば半日で容易く隅々まで見る事が出来ます。

◯気球のように高さのある球体、内部は球体の真ん中部分に平地があり頭上はガラス張りで、アンティーク調の黄金の鉄筋工が剥き出しで夜は宇宙を見渡す事が出来ます。

◯船の右端には東京ドーム四等分程の巨大な円状の窓が設置され、転落予防に柵が設置されています。出窓風なので柵を乗り越えて腰を掛ける事も可能。

◯船の左端の壁側には塔から繋がる階段が伸びていて、2階に属す船外に通じるテラスのような場所があります。大体三、四人が屯出来る程度の広さで此方は3箇所設置されています。テラスにも柵が設置されていて、誤って宇宙に落ちると帰って来れません。もしくはカロンによって引き上げられます。

◯船の内部はギリシャの古代都市をもっと閑散とさせイタリアのドロミーティの自然遺産を組み合わせたような場所です。それぞれの用意された家は無く、屋根や壁のある閉鎖的な建物はぽつんぽつんとしかありません。イメージとしてはイタリアのアルベロベッロのこじんまりとした白い建物です。
他にもパルテノン神殿やクラーコ街のような劣化した石畳の建物や塔などもあります。

◯小さな森林、丘や湖に繋がる川、各国の木々が立ち、街の中央には葡萄の木や林檎の木があります。

◯寝床は基本自由、神殿で寝転がるでも、屋根や壁付きの建物や青々とした芝生に横たわるなど自由。

◯虫や動物、魚や微生物はいますが人はいません。あくまでも乗船しているのはお星様のみ。

◯硬貨による売買が出来るお店はありません。食べ物は街の中央の開けた会食スペースにいつの間にか存在してます。意図的で無い限り、放っておいても腐ったりはしないです。お星様がいないとたまに動物達が寄ってくる事も。

◯方舟には様々な物があります、パルテノン神殿には比較的多くの物が置かれていて、地球の人々が綴った本などがあります。小物類はたまに川のそばに落ちている事や建物の中に眠っています。

◯方舟にあるものを自由に使ってもらって大丈夫です。例え壊したとしても気付いたら修復してます。星様達以外の何らかの力が方舟にはあります。

◯球体の地上より下、下半球は船を動かすための原動力が眠っています。厳重に閉ざされた部屋がいくつもあり、カロンの許可なしで入る事は出来ません。部屋の前までは来ることが出来ます。

◯更に下、球体の船の下には気球のようにぶら下がっているバスケットのような部分があり、形は木製で出来た小さなボートがあります。そこがカロンが船を動かす場所です。カロンの握るオールだけが速度を調整する事が出来ます。真空の無重力空間にも関わらず、何故かボートの下は宇宙に散らばった数多の星々が川のように揺らめきます。たまに透明がかった青紫の魚のようなものが進行方向へ跳ねたりしてます。

◯ボートには方舟の下の方に取り付けられた潜水艦のハッチのような部分から降りてくる事が出来ます。解放してるので誰でも降りてくる事は出来ますが宇宙の温度は絶対零度に近く、かつ太陽系を抜けると太陽による揺籠はありませんので、宇宙の膨大な放射線より身体の不調が出てきます。死に至る事はありません。ちなみに、2階のテラスは見えぬ力で放射線から守られてます。

Re: 【ギリシャ神話】『 星の遊泳 』【星旅物語/指名制】 ( No.7 )
日時: 2023/08/15 20:04
名前: 語り手 (ID: jtELVqQb)


お星様/太陽

名前/Sun

外見/耳上ショート、強めのパーマがかかった黒髪。所々に赤いメッシュが入っており、太陽を取り囲む紅炎を彷彿とさせる。褐色の肌に乗せられた各パーツ、それらを一言で表するなら‘妖艶’だろうか。斜め方向を指す目尻の器の中には、ぽっかりと黒点のごとし瞳孔。滑らかな涙袋の下には朱色で逆三角の刻印が一つずつ、何かの水滴の跡のように見えなくもない。上下2枚の唇は僅かに薄く、日夜上弦の弧を描いている。
ワインレッドのタートルネックにスリット入りのワイドパンツ。左手中指に金のダブルアームリング、右側の太腿には特注の矢筒がガーターベルトと一緒に巻き付けられている。矢は一本だけ。足下は蛇模様のハイヒール。身長はヒール込みで170cm程度。

備考/どの星よりも歳を重ねているが、精神年齢は10代後半から20代半ば。
誕生時はあるがまま、思うがままに振る舞っており、その容姿も相まって傾国ならぬ傾星のシンボルであった。然し星々の身を捧げた寵愛も永遠ではなく、いつしか太陽は星の海でただ独りに。そんな時、他の星の存在に気が付く。まず訪れたのは自分を忘れた怒り。すぐさま己が一部に取り込んでやろうと虎視眈々と目をつけていた。だが星たちは互いにぶつかり合い交じり合って、軈て付かず離れずの距離で回り始める。せめてもの慰めのつもりだろうか。それでは足りない、もっと近くに、すぐそばに。太陽が手招きすればする程、星々は黄道面において結びつきを強くする。強くなる程太陽の疑問はさらに深まるばかり。そうして幾重の連鎖の果て、ゆっくりと疑問は解かれた。それぞれの星が育っていく様を、育んだ生命を太陽は見た。自分にはあり得ない可能性の数々に、新たな感情を知った。__彼らにとって、この伸びた指先がどんな影響を与えるかも、痛い程に。
これが大きな転機となった。以降、太陽は各衛星にとっての心地よい距離を保ちながら見守る施しの星に。ただ、‘私を見て!(ギラギラ)’ から ‘元気にしてる?たまには顔見せてね’ というオカン的変化が果たして好転と言えるかは不明。明るく、よく笑い、燥ぐ。ついつい紫外線飛ばしちゃうのはご愛嬌。
大気運動の影響で全体的に浮ついており、鼻歌混じりに予言がなされることも。そして内容は大抵覚えていないため、後で詰め寄られた時はてへぺろっと対応する。

上記は太陽系への態度。
依然として寵愛の名残は消えず、愛されることに恐れを抱きながら渇望してやまない。故にこの光は何処までも彼方へと。

水星: 太陽系の中で一番そばにいてくれた星。今も昔もあなたを振り回してばかり。……どうか、あなたの願いが叶いますように。
金星: 恋の手解きをお願いしたいこの頃。叶うならば恋の矢を拝借___ないしは仕組みを盗み、次の愛に向けて装填したいという野望。
地球: あなたの首に残る痕に罪悪感を抱いている。方舟で出会った際にはお詫びをしたいと思いつつ、その行動があなたを苦しめるのではないかと懸念している。
月: ギリシャ神話における関係性が双子、また自分の光で様々な表情を見せることから少なからず興味を抱いている様子。
木星: 自分と似た姿を持ち、その上近い範囲に星たちがいることを羨み妬んでいる。が、あなたの‘愛しき者に対しても公平に接する’点は自分にはないと尊敬している。

ロルテスト/
(闇が切り裂かれたか、それとも新しいブラックホールができたのか目前の存在は突然に、然し自然に形を作った。………呆然と、してしまう。刹那の間に何度視界が闇に覆われただろう。ついで何か引力のような苦しさを感じて彼に近付こうとする。そしてそれが叶う直前、かくり と膝を落とした、その振動で苦しさが和らぐ。初めての呼吸。慣れない元素に困惑し、眉を顰めた。不安に逆らってあちこちが満たされていく快楽、本能には逆らえずにもう一度繰り返す。二度、三度。十分深くなったところで、次に意識を動かすと景色が移動した。五体に毛髪、これらの特徴を満たすものはただ一つ、地球が育てた人間という種に違いない。曰く人間は私を喜び、とても嫌煙したと聞く。それではこの、さっきまでの私の器はどこに……勢いよく回転したその先には、赤々と煌めく抜殻。一目で分かってしまった。魂失き今も他の惑星を吸収し輝く姿、自分自身であることを理解しながらも憧れ、そして目に痛い。立ち尽くす背中にカロンの呼ぶ声が響いた。死出の旅路に明かりが灯ったと。終わりへの恐怖が皆無と言ったらきっと嘘になる。派手に爆発ならまだしも、こうして新しいもの器の中で静かに空気に包まれていくのなら尚更。…けれど他の太陽系の星たちも共に発つならば、灯火の役目は自分に。振り向いたかんばせは、渡し守に応えるごとく微笑み掌を重ねる。もう片方はおでこにつけてみたりして。)

すっごく楽しみね、それ!
え〜と……ボンボヤージュ!であってる?それとも、アイアイサー…?

Re: 【ギリシャ神話】『 星の遊泳 』【星旅物語/指名制】 ( No.8 )
日時: 2023/08/15 20:30
名前: 語り手 (ID: jtELVqQb)


お星様/水星

名前/Mercury

外見/20代前半の青年の姿。細身で身長は170cm程。腰まで伸びた濃い灰色の髪はぱっつりと一直線に切り揃えられ癖一つなく、前髪は真ん中で分けて耳にかけている。褐色の肌をしており、表情の乏しい端正な顔つき。切れ長の瞳は髪と同じ濃い灰色。黒のタートルネックに黒いズボン、ゆったりとした灰色の外套を身につけている。

備考/暑さにも寒さにも動じない、鈍いわけではなくただ耐え忍ぶことが出来るだけ。惑星時の極端な温度のせいか、身体を得てからも熱が出ているかの様な熱さから、触れたものを凍えつかせる様な冷たさまで時間帯による変化が激しい。体温の切り替わる昼と夜の境目が苦手。変わらない顔の下では身を焦がすほどの激情を宿しながら、その一方で冷たく冴えた理性を持ってして冷静であろうと努める。自らの終わりを有りのままに受け入れるつもりだったが、旅路を見守るのも己の務めと船に乗ることを決めた。その為か自らも旅路を楽しむというより、保護者の様な視点から見守っていることが多い。
自らの近くで一際大きく、眩しく光り輝く太陽を神聖視する傾向にある。それは尊敬や憧れに近く、ヒトの形を取った今であれば恋慕にも似た、ただ近くにあったというだけの小さな惑星には過ぎたもの。隠すべきものという訳ではないが、伝える必要もないものとして理解しており、表面上は他の星々へと大差ない対応をする。
また、自らを構成するものの一つとなった神話の言い伝えからか様々な多面性を持つ。決して善性ではなく、必要であれば平気で嘘をつき涼しい顔をしていることも。また手先が器用で暇な時には花冠を作ったり、竪琴を弾いたりしている。

ロルテスト/
これはこれは、"迎え"というわけですか。神も最期に粋なことを。──その、船には……いえ、無粋なことだ。乗ればわかることですね
(もうすぐ来る終わりへ向けて、静かに漂うだけの筈だった。それがどうしたことか、呼びかけに応え目を開く。考える頭がある、動く手足がある。口を開けば滑らかに舌が回る。混乱せずに済んでいるのは持ち前の判断力故か、神がそう或る様に作った故か。光り輝く恒星に飲み込まれて終わるのはそう悪くない。背後に浮かぶ"私"を羨む嫉妬にも似た衝動のまま、差し伸べられた手を跳ね除けることも出来るだろう。かの恒星も自分と同じ様に身体を得たのか、船に乗っているのかと問い掛けようとしてやめた。居ると聞いても居ないと聞いても、判断が鈍ってしまいそうだったから。折角得た身体を無下に扱うのは忍びないし、それにこれが旅路であるというなら出番と言って差し支えない。どうか、この旅路が良いものになることを祈ろう──例え死出の旅路だとしても)
私はマーキュリー、お見知り置きを。旅路を見守るのは得意です、私自身が旅をしたことはありませんが……。よろしく、カロン殿

___
(胸を焦がす想いを浅ましいと隠す性格も熱と氷の二面と掛け合わせました。)

Re: 【ギリシャ神話】『 星の遊泳 』【星旅物語/指名制】 ( No.9 )
日時: 2023/08/15 21:40
名前: 語り手 (ID: ktd2gwmh)


お星様/金星

名前/Venus

外見/20代前半。ブロンドの長髪は肩の辺りからウェーブし腰の辺りまで伸びている。前髪は中心で別れ額を顕にしている。肌は美しい白金だが、それは雲による化粧であり、本当は赤黒いのでは無いかと噂されている。瞳は吸い込まれる様な飴色と漆黒のグラデーションで、満ち欠けにより色が変化する。透明に近い輝く黄金の長い睫毛はやや目尻に向かって垂れ、左右の目尻に泣きぼくろもあり、妖艶さを現している。鼻は高く、口は小さいながら少しばかり唇が厚く、色っぽい。口から漏れる吐息は人間にとっては酷い強風である。身長・体重は地球とほぼ同じ。服装は胸元が空き肩を出した金色のドレスで、足元まで長さがあり豪華な装飾が彼女が歩く度にキラキラと輝く。太陽の近くを横切ると、頭の光の輪が輝く。手には小さな手鏡を持っている。体の隅々まで熱い為、冷たい星は苦手意識がある。

備考/ギリシャ神話のアフロディーテ、ローマ神話のヴィーナス、メソポタミア神話のイシュタル等、人々の中で美しい女神として崇められている為、自信に満ち溢れ高飛車な性格をしている。自由に動ける今の体に、「私ながら美しいわね。惚れちゃうわ」と自画自賛。双子と言われる地球に対しては「私の方が美しいに決まってるでしょ!」位置的に近い水星に対しては「あの地味な子」と思っている。地球と比較されるのは不満なものの、化粧(雲)の向こうの本来の姿を認めてくれる人を待ち望んでいる寂しがり屋の乙女な部分も(ただ、プライドが高いのでその事は直接口には出さない)。厚化粧を気にしている為、指摘されると泣いてしまう。我儘お嬢様に見えて中身は純粋且つ慈愛深く、口が煩いものの太陽系の仲間を大事に思っている。
自我を得ての旅立ちに関しては、仲間と一緒に過ごせる事に喜び、楽しみにしているが、いつか来る別れの時には泣いてしまうかもしれない。好きな物は自分、輝くもの、失敗しても懲りずにやってくる人間の探査機。手鏡で自分の姿を見ては惚れ惚れする事もある。

ロルテスト/
(突然の目覚め。何度か瞬きをした後、"自分"に人間に近い体がある事に気が付く。手足を伸ばしたり曲げたり、視界に入れて大体の全体像を把握すると、手鏡を虚空から出し自分を見てにっこり微笑んだ。暫く自分の美しさに酔いしれていると、遥昔に聞いた事がある声がして振り返ると、貴方を見つけ。貴方の挨拶中、その姿を値踏みする様に上から下までじろじろと見るも、「最期」という言葉に悲しそうな表情をした。然し、最期が来るのは仕方のない事だと分かりきっている為、貴方の言葉が終わると共に、不安を掻き消す様に自慢気に微笑み、手を差し出し)

あら、あなた。プルートの。あなたも人間っぽい姿になったのね?地味だけど。やっぱり私が一番輝いてるわね!私はヴィーナス、覚えておきなさい。あなたの冷たい手が壊れてもいいなら、私と握手しても良くってよ。

___
(かなり勝気で高飛車な娘。熱い雲を厚化粧、地球に対してのライバル心、オレオール現象の頭飾り、などの設定を付け足してます。)

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