大人オリジナル小説

双子の妹=ぶりっ子
日時: 2010/05/15 16:39
名前: 薫

どうもー。薫でーす。シリアス、ダーク小説を
書きながらも、また、新作つくりマース!

たぶん、更新遅れますが((殴



じゃ、主な登場人物しょうかーい☆



姫原 なのは ♀ (きはら なのは)
この物語(?)の主人公。双子の妹、なのかが、
ぶりっ子なので大嫌い。大親友の飛鳥、鈴と共に、
なのかを虐める。

姫原 なのか ♀ (きはら なのか)
なのはの双子の妹。 超超超超(以下略)ぶりっ子
で、皆に嫌われている。

高野 飛鳥  ♀ (たかの あすか)
なのは、鈴の大親友。一緒になのかを虐める。

中川 鈴   ♀ (なかがわ すず)
なのは、飛鳥の大親友。一緒になのかを虐める。


   だいたいこのくらいです!

きっと、増えると思いますが・・・・。

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Re: 双子の妹=ぶりっ子 ( No.713 )
日時: 2011/11/16 16:22
名前: 薫 ◆1ZAbvRjVaU
参照: http://www.kakiko.info/bbs/index.cgi?mode

第73話 「ぎゃあああああぁぁあ雪ぃぃいいいぃぃ」

※なのは目線


「私たち」は、いつも一緒だった。


私には、双子の妹がいる。
「双子だから」というわけではないが、いつも一緒だった。


妹は、私から見ても他の人から見ても、可愛いと思う。
目は二重でパッチリしてるし、鼻も高い。足も細長い。

双子なわけだから、自分で言うのはなんだが、私自身もそれなりに可愛いと思う。
でも、周囲もひとからは、大人っぽくて清楚な顔立ちだといわれる。

まぁ、周囲の人からは美人姉妹だといわれていた。


しかし、いつからか周囲の雰囲気が変わってきていた。

まずは周囲の人だ。
隣の人や、同級生が「美人姉妹」と姉妹に向けてではなく、私だけに「美人」と言ってくるようになった。
妹に、言わなくなったのだ。

次に両親の反応だ。
当時は特に気づかなかったのだが、今、思い返せば妹への苦手意識を必死に隠そうとしていたのがバレバレだった。

厳しいが物分りがよく、本当はとても優しい父。
いつも楽しく、でも本当は涙もろい母。

あの二人が、妹に対して「引け」をとっていた。




あのころの私は、妹をかばっていた。
妹は気づいていなかっただろうが、気づいていなかっただろうから、いつも以上に一緒にいるようにした。

あのころの私は、妹が大好きだった。
いつまでも一緒にいたいと思っていた。最後まで一緒にいたいと思っていた。
大切な存在だった。

なぜ、皆して妹を避けるんだ。
妹自身も傷つくだろうし、その妹を大切に思っている私も傷つく。
どうして、皆して。妹をさけるんだ。

そう疑問に感じていた。

そして、自分にも異変が起きた。


私自身が、大切な存在のはずの妹を避け始めていたのだ。
なぜだ。私は私に問いかけた。
私は、思ったよりもあっさりと答えを返してきた。

「ぶりっ子だから」

それだけだった。


私は否定した。
あの妹がぶりっ子なわけないのだ。
少しドジなところもあるが、優しくて、いつも皆に気を配っているあの妹が。

でも、実際私は妹を傷つけていた。
妹は傷ついていた。

しかし、私はそんな妹を見ても、何とも思わなかった。
私は傷つかなかった。
傷ついていたのは妹だけだった。




心臓が止まるような出来事が起きた。
妹を傷つけ続けていたら、いつの間にか妹が死のうとしているじゃないか。


どうしてだ。私が傷つけたからだ。
なんであせっているんだ。
今まで、散々「死ね」と言ってきたじゃないか。




なんで、私は自分が悪いのに「私は悪くない」と主張しているんだ。
全部、私が悪いんじゃないか。



なんで、妹がこの状況を壊そうとしているんだ。
なんで、首に刃物を突き立てているんだ。
どうせ、「大静脈か大動脈を切ればすぐ死ねる」とでも思ってるんだろう。
わかるぞ。妹の思っていることなんて。
でも、切ればすぐ死ねる脈は大動脈でも大静脈でもないぞ。頚動脈だぞ。



そして、私は悔やんでいるんだろう。
殴ってまで、「馬鹿野郎」と叫んでまで、妹の死を止めさせようとしている。

私は、なんて理不尽な人間なんだ。
なんて無責任なんだ。

ごめんね。

なのか。




※次回のことについてです(8割雑談)。
次回は、今回なのは目線でしたが、なのか目線で書く予定です。
別に外伝的なものと私は思っているので読まなくても支障はないかなぁ、と思います。
お気づきでしょうか。薫の一人称が「私」になっています(笑)。
まだ「ウチ」や「僕」が抜けてないんですがね。もう滅多に「俺」は使っていません。
そういえば、今回この話を書いてるとき、BUMP OF CHICKENの「友達の唄」を聞いていたのですが、もうボロ泣きしちゃいまして(笑)。
「ゼロ」も聞いていたのですが、もっと涙溢れてしまいましてね。
トイレにいこうとしたらすれ違った母に「何でそんなに目ぇ赤いん!?」といわれました。今も目が赤いです。

薫はBUMP OF CHICKEN大好きです。
もうほぼ雑談ですね。すみません。スライディング土下座ですね。スイマセン。
これからも応援してくれたら嬉しいです。それでは、今日はこのへんで。

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