大人オリジナル小説
- 双子の妹＝ぶりっ子
- 日時： 2010/05/15 16:39
- 名前： 薫
どうもー。薫でーす。シリアス、ダーク小説を
書きながらも、また、新作つくりマース！
たぶん、更新遅れますが（（殴
じゃ、主な登場人物しょうかーい☆
姫原 なのは ♀ （きはら なのは）
この物語（？）の主人公。双子の妹、なのかが、
ぶりっ子なので大嫌い。大親友の飛鳥、鈴と共に、
なのかを虐める。
姫原 なのか ♀ （きはら なのか）
なのはの双子の妹。 超超超超（以下略）ぶりっ子
で、皆に嫌われている。
高野 飛鳥 ♀ （たかの あすか）
なのは、鈴の大親友。一緒になのかを虐める。
中川 鈴 ♀ （なかがわ すず）
なのは、飛鳥の大親友。一緒になのかを虐める。
だいたいこのくらいです！
きっと、増えると思いますが・・・・。
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- Re: 双子の妹＝ぶりっ子 ( No.721 )
- 日時： 2011/12/11 16:55
- 名前： 薫 ◆1ZAbvRjVaU
７４話 「肥満気味(笑)の友達が部活中に、地域の人に「何部?」と聞かれて「デ部」と答えたそうです（大爆笑）」
※なのは目線
「なのか!!」
鈴の声が聞こえた。
鈴の声は、よく響く。
「なのかが目ぇ覚ましたよ!!」
「嘘!!」
「嘘言うかボケィ」
「なのはは?」
「あれ?」
ゲ。
もしや、私を探しに来る気か。
まぁ、探しに、と言っても、私がいる部屋は鈴たちがいる部屋の隣なのだが。
……逃げよ。
ドアを開けて逃げようとする。
こんな面で皆に会いたくない。
あんな立場で会いたくない。
特に……
あいつには…。
あれ。このタイミングで病室を出たら相手の思うツボじゃ…。
「あ。なのは見っけ」
私を見つけたのは飛鳥だった。
なにが「見っけ」だ。私が隣の部屋に居たのを知っていたくせに。見計らっていたくせに…。
飛鳥は微笑んでいる。その笑みが悪魔の微笑みに見えないことも無い…。
「目ぇ覚ましたよ」
「……」
こういうときは、どうしても足が動かない。
「もー、だんまりしないでよ」
無茶言うな。
「今、私と鈴と幼夢と亜夢達しかいない。鞠歌は、もうすぐ此処に到着すると思う」
あー重い。
なんで皆アイツに顔を見せることが出来るんだ。その精神力、今だけ私と交換しろ。
「ほら、行こ」
「……」
渋ってやる。
「今のうちに顔合わせないと、後が気まずいよ」
そんなこと分かってるわボケィ。
あれ。
飛鳥の後ろに悪魔の配下…、じゃなくて、鈴と幼夢が…。鞠歌も居る…。皆してニタニタ笑ってんじゃねーよ…。
あー。
私、もう駄目かも……。
「………」
「………」
沈黙。
あ、なぜ皆して逃げる。ちょ、鞠歌、あんた来たばっかりなんだからもうちょっと顔見てから病室出れば…。
クソ、後で見ておけ、お前ら……。
「お姉ちゃッ……「なのか……」
マジか。双子パワーは恐ろしい。
「おっ…お姉ちゃっ……ぁッ…」
コイツは、何を理由に泣いているんだ。
今までにやられた苦しみからなのか、私と再会出来た喜びからなのか。
お前のお姉ちゃんの涙腺だってやばいんだぞお前。涙を必死に堪えている私の身にもなりやがれ。
「……」
ああああああああなぜ私は黙っているんだ何か喋ろ何か何か何か
「なの……か……」
「おッ……お姉…ちゃんッ……」
もう駄目だ。
私は、
もう駄目だ。
泣いてやる。さらばだ、私のプライド。
「ぁっ…ひっく……ごめ…ん……なのかぁ……」
「ぁ…ぁっぁお姉ちゃん……!!」
きっと、昔の私が今の私をみたら「なんでそんな奴と抱き合って泣いてるのよ!!離れさい!!」と怒鳴っていると思う。
１０分くらい私たちは泣いていたと思う。
まだまだ涙が止まる感じではなかったのだが、悪魔と悪魔の配下…、飛鳥や鈴たちがぼろぼろと涙を流して抱きついていた。そして、なぜか私となのかの涙は止まってしまったという…。人間って不思議。
ちなみに、私は１週間ちょっと、飛鳥、鈴は１週間、幼夢や他の人たちは３日間だか４日間だか忘れたけど、停学。まぁ、当然の報いだ。
なのかが気を失ってるとき、私を中心に、皆で何時間も正座のまま叱られた。正直、あれは死ぬかと思った。メンタル的な意味でなく、足が。
登校日。
「お姉ちゃん、待って!!待つんだ!!」
あんらー、私の妹ってこんな性格だったっけー…。
「早くー」
あれー…?後ろから複数の足音が。ああああああああやばい。悪魔があああああああああ。
「うっふふふふふぅうぅぅうう。ご機嫌麗しゅう。なのはさん?」
「全ッ然麗しゅうございません。飛鳥さん」
最近、鈴より飛鳥のほうが性格が悪いということを（Ｓ･Ｍ的な意味で）知った。飛鳥の「あ」は悪魔の「あ」だ。
ああ。
懐かしいな。
嬉しいな。
「おるぅぁぁああああなのはぁぁ、この鈴様に挨拶をしないとはどういった了見だぁぁあああ無視しないでぇぇえ」
どうやら、私の周りには馬鹿が多いらしい。
「あ!!なのは達だ!!」
亜夢達や、鞠歌、幼夢も来た。なんで、こんなに会うんだ…?
「うっふふふうぅ、久しぶりだねえ!!ウフフ!!」
どうやら、彩加は馬鹿の「核」だ。
「今日の給食あげパンだよ!!」
「マジ!?」
これが。
ずっと
続けばいいな。
「なのは!!なにぼーっとしてるんだ!!」
「サーセンっしたー」
「うわー、謝ってるの?この態度…」
「謝ってまーす」
「棒読みじゃーん!!」
……わがままかな?
次回、多分最終回（エピローグ）!!
ちなみに、サブタイの補足（補足というのか?）ですが、私の友達（Ｒさん）はピグをやっているんですけど、なんか全然知らないデブの女の子に「私、何部だと思いますぅぅ?」と聞かれて、「デ部!!」と返したそうです（大爆笑）。その女の子は爆笑してたそうです（ちなみに吹奏楽部らしい）。
なんで、皆して「デ部」という発想が出てくるんでしょうね。
ああああもう「デブ」を一発変換したら「デ部」しか出てこないぃぃぃいい。
雑談すみません……。次回、最終回です!!今まで読んでくださった皆さん、ありがとうございます!!
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