大人オリジナル小説
- 根暗女は死にました。
- 日時: 2010/07/28 08:59
- 名前: 黒薇
これから小説(実は実話だったりするw)
を書いていこうと思います!!
軽く登場人物紹介です。
『安城 優奈』
・この物語の主人公で
明るく授業中でも私語でクラス全員を笑わせる
ムードメーカー。そのくせ問題児。
中1で美術部と放送委員に所属している。
『井上 沙希』
・優奈の親友で成績優秀のスポーツ万能。
中1でソフトボール部と風紀委員に所属している。
『古城 藍菜』
・優奈の親友で美人。
天然な電波系で吹奏楽部と環境委員に所属している
『三沢 葵』
・優奈・沙紀・藍菜のクラスメイトで
明るくクラスの中心の優奈達を憎んでいる。
剣道部に所属している。
『今野 瑞希』
・先生との信頼も強く、誰にでも優しい保健体育委員と吹奏楽部に所属している。
多分増えると思いますが書いていきます!!
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- Re: 根暗女は死にました。 ( No.3 )
- 日時: 2010/07/28 09:40
- 名前: 黒薇
HRが始まっても優奈はずっと藍菜と喋っていた。
「うるさいぞ!!」
と、どんなに注意されても聞かない。
史上最強の問題児と呼ばれる優奈からすれば
関係はないのだろうが。
「はい、それじゃあHR終了!!何か連絡のある者はいるか〜??」
すると、普段は目立たず根暗ブスと言われている葵が手を挙げた。
「あ。そうか。日直!!先生は会議があるから後は頼んだぞ」
先生は日直の瑞希に役割を任せ、教室を急いで出て行った。
「えっと…三沢さん、どうぞ。」
瑞希が言うと葵が立ちあがってこう言った。
「ハイ。あの…安城さん達の私語が多いのですが…」
思っても見なかった発言に優奈と藍菜は吹きだした。
「ハハッ!!三沢さんキッツー!!」
2人が笑うとクラス全員が笑いだす。
でもすぐに優奈の眼は厳しくなる。
苛立ちで溜息が出てくる。
「…だから何??」
教室中が笑い声でこだましていたが
優奈の小さく、低い声は確かに教室中に響き渡った。
「え……??」
窓際の席で優奈と離れてはいるが、優奈が不機嫌になったのは葵も感じ取れた。
「だから何って言ってんの。」
優奈は眉をひそめ、足を組みながら葵に言う。
クラス全員は好奇の目で葵を見つめる。
「えっと…だから…私語は慎んだそうg」
葵の発言が終わる前に優奈は
「風紀委員も先生もうるさく言ってこないじゃん」
と冷たく言った。
「でも…常識的に…そのぅ……」
葵は座ってしまった。
空気が悪い中私達は1限目を受ける。
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