大人オリジナル小説
- 女神サマの人形遊び
- 日時: 2011/09/13 22:02
- 名前: ライアー
どもども、リリです。
ちなみに何で名前がライアーのままなのかと言いますと、前にやって一話しか書いてないのを修正して新しいのにしてるからです←
いつも通り適当でgdgdな小説ですがよろしく!((((
- Re: 女神サマの人形遊び ( No.5 )
- 日時: 2011/09/19 16:01
- 名前: リリ ◆lsaxZALrTI
第二話
「うぅ・・・」
誰もいなくなった後の教室で、地面に横たわっていた少女がピクッと動いた。
ミカワ アキ
少女の名は、美河亜紀。数週間前『までは』人気者だった。
しかし、ある日やってきた少女に貶められ、ついこの前までは自分の友人だったはずのクラスメイト達から暴行を受けた。
そのせいで、綺麗な顔は腫れ、体中がアザや傷だらけだった。
「どうして、わたしが、こんな目に・・・」
か細い声でそうつぶやいた亜紀は、軋む体を無理やり起こし自分の机に向かった。
机は「シね」「アホ」「クズ人間」などという心無い落書きで埋め尽くされ、教科書もボロボロで使える状態ではない。
「助けてあげよっか?」
「えっ?」
不意に聞こえた声に、慌てて亜紀が振り返る。
そこにいたのは、ふわふわした洋服を着た金髪の少女。
「ビックリしちゃった?ゴメンねー」
「あ、あの、あなた・・誰?」
へらっと笑いかける少女に、恐る恐る訊ねる亜紀。
「あ、私リンっていうの。よろしくねぇ。じゃ、いこっか」
「え!?行くって、どこに?」
「どこって・・もちろん、」
私の家だよ。
平然と答えた少女、もといリンは早くーと亜紀の腕を引っ張る。
「で、でも私家があるし、お母さん達がしんぱ「治療もしてくれないのに?」っ!」
図星だったのか、亜紀の肩がビクッと揺れる。
「な、何で・・・」
「だって、治療した後なんてどこにもないもん」
確かに、これだけわかりやすい怪我があるのに絆創膏一つ張られていないのはおかしい。
「少なくとも家は治療くらいできるし、ゆっくり休める部屋だって用意するよ?ねえ、来ない?」
「・・っ、良いの・・?」
「もちろん。来る?」
「い、行く・・」
亜紀の返答を聞いたリンはニッコリ笑って、亜紀を起こすのを手伝い「出発しんこーう!」と歩き出した。
「あ、私明々後日くらいに転入するんだ。よろしくね――美河亜紀ちゃん」
「え・・何で名前・・・」
ギョッとこちらを見た亜紀に、ん。とリンが黒板を指さす。
「あ・・・・」
どうやら、リンは落書きの中から亜紀の名前を見つけたらしい。
「ほんとうに酷い・・いや・・・バカだよねぇ。真実を見つけようともしないでうそつきなお姫様を信じてさ」
ポツリと呟かれたリンの言葉に目を見開く亜紀。
「リンさん・・あなた、どこまで・・・」
『知っているの?』という亜紀の疑問は、リンの「さ、早くいこーっ!」という声にかき消された。
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アトガキ
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