大人オリジナル小説
- 学級戦争 卒業までのカウントダウン(半実話)
- 日時: 2011/02/25 20:38
- 名前: 瑠璃色
みなさん、コメディ・ライト小説で後悔の涙を書かせてもらっている瑠璃色です。
この話は、先生を生徒が苛める話ですが、似たようなことが今、私のクラスで起こっています。
これを見て少しでも、いい方向に何かが変わったら、作者として嬉しいです。
今、戦争が始まろうとしている所です。
- Re: 学級戦争 卒業までのカウントダウン(半実話) ( No.3 )
- 日時: 2011/02/28 20:08
- 名前: 瑠璃色
U 戦争の合図
「このクラスで、差別がありました…」
その言葉が、みんなの言葉を狂わせた。 早く帰ってパソコンをやりたかった私はあんまり聞いていなかったが、どうやら皆によると
「先生が差別しているじゃん」
とか愚痴っている。 私は右から左に受け流しといた。
「おい、入江。」
放課後、係りの仕事で、帰りの準備ができなくなった私は、適当に返事した。そこには、一人の女子の姿も発見された。
「明日、先生に講義するから」
「先生が差別をしているって」
「この6−1をめちゃくちゃにしようぜ。」
「はぁ?」
思わずいいそうになったのをぐっとこらえた。 そいつらの目は希望で輝いていたから。 でも、ダイヤモンドのようではなく、黒く、悪色に染まりながら。
またしても、右から左に受け流しといた。 これがここを乗り切るためにできる唯一の選択肢だったから。
幸いその日は金曜日だったため心の準備の時間ができた。 どっちにしろ心の準備はできないだろうけど。
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