大人オリジナル小説

約束のコスモス コメください
日時: 2011/04/01 08:47
名前: 麗 ◆AUKKRecP3g

ども!麗です!えっと・・・徐々に更新していくと
思われます((

二次で小説を抱えてるんで、
ロックかもでs((自分から言ってるしwww

でも、この小説は出来る限り続けたいです!


ルールは次に書きます!(今日は更新できません><)
ま、詳しいことは明日で!

では、始めたいと思います!


―目次―
ルール>>1
登場人物紹介>>2
プロローグ>>5
第1話>>6
第2話>>9




―お客様―
神楽様
カノン様
ゆな様



訪問Thank you!

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Re: 約束のコスモス ( No.9 )
日時: 2011/03/30 21:00
名前: 麗 ◆AUKKRecP3g

第2話 あのころへもう一度




「はぁ・・・」


「どーしたの?」


この何気ない二言、どこかで・・・!


『はぁ・・・』


『どーしたの?』



『君って失礼!あたしは須藤 詩織!さー、何する?』


私の頭の中をよぎった、この会話・・・!


ガタッ


「!?」


びっくりして振り返っても・・・私の友達、
篠原 胡桃だった。


「あぁ・・・もうびっくりしないでよ。」


いや、変に勘違いした私が悪い、かな?
それに第一、周りを振り返っても教室だった。


そうだ―――ここは学校だったっけ。
さっきのは、ただの・・・想像だ。


だけど・・・起こったことは、すべて本当のことだ。もちろん、
詩織ちゃんに会ったことも、コスモスをくれたことも―――。


「?なんか、沙紀今日変よ?」


・・・変。


うん―――変だね。


あの日から、ずっと探し、追いかけている。
私の大切な―――、あの子を・・・。


「はーい、席についてー」


先生の言葉で、皆いそいそと席についた。


この先生は怖くて、いろんな意味で有名。
だけど、なぜか今日は雰囲気が違った。


「今日は転校生を紹介したいと思います」


ザワッ・・・


クラス中が、ざわついた。


転校生なんて・・・私の人生初めてだった。
やっぱり、紹介するシーンは、漫画のようだ。


「では、入ってください」


私は、まだ思ってもいなかった―――


ガラッ


ずっと探し続けていたあの子だと―――。


「―――え?」


静かに沈黙の中、私はひとつ声をあげた。


「転校生の須藤 詩織さんです。」


「よろしくお願いします!」


まぶしいほどの笑顔。


そして、昔から変わらない顔。


それは―――


「詩織・・・ちゃん?」


そう。私が前にあった・・・


私の知っている詩織ちゃんだった。


「あら。宮崎さん?」


「あ・・・すみません」


ガタン・・・


ドクン・・・ドクン・・・


心臓の音が、うるさいぐらいに聞こえる。


きっと、私の顔は笑っている。
笑いをかくしきれなそうで―――。


キーンコーン・・・


チャイムの音がすると、皆はガタガタと
出歩いていった。


「須藤さん!何処からきたの?」


「えへ、愛知!」


詩織ちゃんは、すぐに皆と溶け込んでいったようだった。


「あ、あの・・・詩織ちゃん?私、覚えてる?
宮崎 沙紀だよ!」


「・・・え。」


私が言うと、詩織ちゃんは目を丸くしていた。


「嘘!沙紀!?ラッキー!仲良くしよ!」


「うん!」


この時。幸せは続くと思ったのに、
一瞬で何かに消し去られた感じがした・・・。


第2話 終

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