大人オリジナル小説
- ブリッコいじめ
- 日時: 2011/04/05 10:22
- 名前: ユーリ☆
あたしの目の前には「でちゅ」「にゃ」「キャハ」とかを連呼する
ブリッコがいます。
ブリッコはウザいです。
しつこいです
正直消えてほしいです
だからあたし達は----ブリッコが自殺するのを待っています。
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75
- Re: ブリッコいじめ ( No.1 )
- 日時: 2011/04/05 10:40
- 名前: ユーリ☆
『にゃはは!梨李はね、優しいお姉ちゃんがいるんだお☆いいでちょ』
『ねぇねぇ美歌しゃん!見てこのワンピーシュ!きゃわいいでちょ?』
『美歌しゃん美香しゃん!』
美歌「嫌ぁっ!」
あたしは悪夢にうなされ飛び起きた。
するとちょうど目覚まし時計が鳴った。
美歌「はぁ・・・」
あたし、大原 美歌はブリッコの木下 梨李に毎日振り回されている。
おかげで夢まででてきちゃったよ!!
うるさい目覚まし時計を止めて、梨李のことを考える。
梨李は、去年・・・まぁ4年生までは普通の女の子だった。
可愛いし優しかったのに・・・。
今となっては自己中ブリッコ。
1週間前から5年生になったあたしは、少し梨李と距離を置いてみた。
でもすぐにベタベタひっついてきた。
気持ち悪っ.....!
あたしは梨李のことを忘れて服を着替えた。
服を見ると梨李のフリフリのワンピースが思い浮かぶ。
美歌「ッチ」
あたしは目をつぶってため息をついた。
それにしてもなんであたしなのよっ....!
イライラする・・・
美歌「もうっ!忘れらんないじゃない!」
あたしが叫ぶと部屋のドアが開いた。
美奈「も〜美歌!うっさい!折角休みだから寝ようと思ったのにさっ」
げげ!ウザいのが来た!
このウザいのはあたしの姉、大原 美奈。
喧嘩とか強くて軽く問題児。
いじめは楽しいよーとかいってた。
まぁあたしもブリッコをいじめてるけどね。
楽しいなんて思わない。
いじめは楽しくないし罪悪感はないけど、アイツを自殺に近付けるのが
たまらなく好き。
きついいじめを繰り返せばあいつも耐えられなくなるだろう。
そう思いながらあたしは友達といじめをしている。
あたしはランドセルを持って1階へ行った。
トーストにバターが塗られていた。
母「あ、美歌ぁ〜もう7時30分よ?」
お母さんが笑いながら言う。
笑いごとじゃねぇよ!
あたしはパンを頬張りランドセルをしょって靴をはき、急いで学校へ
向かった。
もごもごパンそ食べながら走って走って走って走って......。
数分後。学校が見え始めた。
おっしゃ!セーフぢゃんか!
心の中でガッツポーズをしながら校門をくぐった。
校門の前のちょい先に教頭先生がいた。
教頭「大原さん、急ぎましょう」
急いでるっつーの!!
どいつもこいつもうぜぇなぁー!
死え!
あたしは昇降口に滑り込み上靴に履き替えた。
そのついでに梨李の下駄箱を見る。
美歌「ま・・・まだ来てないの!!??」
そういって教室へまた走った。
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75