大人オリジナル小説

過去と現実−トラウマ−
日時: 2011/05/03 14:20
名前: まゆ ◆hRE1afB20E




“マジうざい!!!



          _____あんたなんか大嫌い!!!”










―――――この言葉を聞いた途端・・・


















私の人生は終わった―――――。



もうひとを信用しない。


友達とか友情とか・・・












・・・絶対に信じない――――――――――――――。

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Re: ストレス解消 ( No.3 )
日時: 2011/05/19 13:25
名前: まゆ ◆hRE1afB20E

−第2話−すべての始まり−

この1−Bの児童数は30人クラス。
普通のどことなく変わりないクラスだ。

…だが、気になる人物が約2名。
一人目はさっきあたしに話しかけて
きた綾部風音。
第一印象は…目つきが痛く性格がき
つそうだった。
きっと綾部風音という人はクラスの
中心人物だろう。
二人目は中心人物にいそうなタイプの
大河内菫。
まだ話した事はないが、この人もちょ
っと苦手に近いかな…?
2人は違うグループらしい。
もし、この二人に目をつけられたら…
間違えなくいじめられるな。(一人には
もう既に目をつけられているけど。)
これからどうなるんだろう…。


―――入学して一週間。
だいたいクラスの顔は覚えてきた。
入学してからの一週間、あたしはずっと
一人。
昼食も休み時間も登下校も何もかも一人。
少々寂しいところもあるが、これでいい
と思っている。
“_____あんたなんか大嫌い!!!”
毎日この言葉が頭の中で流れている。
クラスの女子を見ると思い出す習性がある。
だから女子中は嫌なんだ…。
―――今日も一人でいると誰かが声をか
けてきた。
「ねぇ〜!こっちきて一緒に話さない?」
「・・・」
そこにいたのは誰にでも平等な笑顔を振り
まくような人物で。
確か…笹井華っていう人だったっけ。
「牧野原さん…だったっけ?」
彼女は優しく問いかけるがあたしは誰も寄
せつけないような態度を振る舞う。
「そうだけど?何か用?」
「え…っと」
―――ザワザワ・・・
あたしがあまりにも変な態度をとったから
周りがざわざわしてきた。
「何あの子…性格悪っ!」
「酷っ!せっかく笹井さんが話しかけてる
のに!」
「最低じゃない?」
「あーゆー人マジムカつく!」
クラスのあちこちからあたしに向けての愚痴
が聞こえてくる。
あぁ…このクラスの奴らはみんな、この笹井
華の味方なんだな。
「笹井さんだっけ?もうあたしに構わないで
くれない?一緒に話そうって…別にあなたたち
と話すことなんてないし。私は一人がいいの。
わざわざ誰かの机に固まって話すなんてさ…
くだらない。どうせあなたも一人になるのが
怖いだけなんでしょ?最後に言っとくけど…
友達なんか…私に必要ない!!!」
「!!!!!」
今の言葉で急所に当たっただろう。
笹井華は走って教室を出ていった。
「ちょっと!!!アンタ何様のつもり!」
「華がアンタが一人で可哀そうだったからせ
っかく声をかけてやったのに!」
「どういう神経してんの?」
華と同じグループの子が寄ってたかって私に
言う。
「ちょっと聞いてんの!」
私はハァーとため息をついて教室を出ていこ
うとした―――がそれを阻止された。



―――――大 河 内 菫 と い う 人 に 。






   ―――――こ れ が す べ て の は じ ま り 。

−つづく−

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