大人オリジナル小説

ブリッ子なんて、要らないよ?
日時: 2011/05/08 12:29
名前: 紫蝶

初めまして!いきなり来ていきなり小説を始める馬鹿、紫蝶(しちょう、またはむらさきちょう)です!
いきなりですが私、ブリッ子大嫌いでして← 誰にでも共通だと思いますね、コレ。
なのでチョコチョコ更新していこうと思います。(生)暖かい目で見てやってください<m(__)m>

注意事項!

1、荒らし?御免ねぇ〜、徹底的無視思考です^^
2、趣味に走るぞ!
3、誤字多し!!
4、失明するかも。酷ければ失命。
5、すぐスランプが来ます。
6、更新速度は鈍足です。現実同様に←

クリア出来る神様はどうぞ。



えと、では始めます。

スレ生成日 2011/05/08

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Re: ブリッ子なんて、要らないよ? ( No.3 )
日時: 2011/05/09 17:59
名前: 紫蝶

第1話

「くあぁぁ……眠……」

はいこんにちは、私、安藤雅です。只今、少しだけの優雅な時間、堪能してる所です。
え、何で少しって?すぐ、分かるよ。

バタン!!!

急にドアが開いて振り向くと、其処にはピンクのフリフリレース付きネグリジェ姿で息を切らした妹がいた。

「雅たま、おはよーございましゅう。きょーも桃子たんはキャワいいでしゅね(はぁと)」

うげ……朝っぱらから毒物見た。吐きそ………;

「はいはい、桃子、はよ」

仕方なく、という感じで返事をしたら、桃子はそのブス顔を膨らませ言った。

「もぉーう。何度も桃子たんが言っちぇるでしょ?桃子姫様って呼ぶんでしゅ!」

………呆れた。何回聞いたっけ、このセリフ。
私はこのネグリジェ姿のいかにも不味そうな豚を華麗にスル―し、階段を下りた。

「やぁ〜ん。どうちて無視しゅるんでしゅかぁ〜?雅たま〜」

ドスンドスンと音を立て豚が近づいてきた。階段抜ける……

「あら雅、おはよう。………あら、豚?豚小屋は此処にないわよ。何処か遠くへお行き」

と言って、桃子に向かい手で虫を払いのけるような仕草をした。

「もう〜、お母しゃん酷い〜!桃子たんは豚しゃんじゃないにょ……豚しゃんは、雅たんでしゅよ!」

うっわコイツ、人を侮辱しやがった。
自分を褒めるつもりはないけど、私は目の前に二本足で立つ豚より細い筈だ。
言い返そうとした時、ソファに座って新聞を読むお父さんが言った。

「桃子、豚はお前だ。いい加減その口調、化粧………全てやめなさい」
「ふえぇ〜お父しゃまの鬼ぃ〜!ぜぇんぶ、桃子ちゃまの可愛さを引き立てる物なんでしゅよう〜」


キモい。キモいキモいキモいキモいキモいキモいキモいキモいキモいキモいキモいキモいキモいキモい!!!
どうしてこんなに「キモい」が出て来るんでしょうか。正解は、コイツがウザいからです。

「お母さん、お父さん、行ってきます!」
「ひょえぇ!?待って雅たん!桃子ちゃまも一緒に行くぅ〜!」

頬をパンッパンに膨らませ、桃子曰く「ちょーキャワいいお顔さん」をする。私は無視しました。

歩いて10分、私は学校に着いた。桃子は当然置いて来ましたよー。

「あっ!!雅おっはー!今日もブス子から逃げてきたかー!(笑」
「おはよう、雅ちゃん。朝から大変だね」

前方に瑠香と結華発見。私は急いで駆け寄った。

「おはよっ!瑠香、結華っ!二人とも早いねー………まぁ、結華の場合理由は何となく分かるよ」

結華は空手の名門赤原家のお嬢様。そんな事言っても空手は空手なんで、顔に似合わずめちゃくちゃ強い。
気分屋のお父さんが「時間厳守」という言葉を気にいったが最後、結華の起床時間は4時半になった。

「え、アタシの理由とかは!?」
「分かんない…………(笑」

柊木瑠香。先生も一目置く成績優秀な子で、成績表なんてオール5が当たり前らしい。悔しいっ!

「へへーん。今日はちょっと理由があって夕方からやってる”歴史楽しぶらり旅”が朝5時からだったんだ!」

※歴史楽しぶらり旅とは
 瑠香がこよなく愛す歴史番組。たまに時代劇がちょろちょろやってたり、有名な歴史上の人物に縁のある
 場所でのレポートをしたりする。

彼女は異常な程歴史が大好きで、この学校文句ナシブッチギリで歴史の知識がある。先生さえ「ほぉ〜」って言ってる。

「とりあえず、教室へ行きましょう。桃子ちゃんが来るかもですし、私達が最後という事で校門閉めましょ」

この学校は、校門に入る時「パス」を通して入り、「パス」を使い出る、近未来的学校。
全校生徒が「パス」を通せば校門は自動的に閉まり、休んでいる人は誰かに自分のパスを渡し通してもらう。

「そ〜だねぇ。デブ子のパスも盗んできたし、此処の校門、上から入ったら防犯システム作動するし。やっちゃおか」

そうして私はデブ子のパスを爪で掴み、通した。

<ピッ・・・・・・ピピッ・・・ニンシキイタシマシタ。アンドウモモコサマ、セイトバンゴウ、623・・・オトオリクダサイ>

機械が反応し、音を出した。ついでに生徒番号ってのは、学年、組、出席番号の三つを並べた物。
ついでに私は622。6年2組で2番だからね。

途端に下に空いた20cm程の穴から、少し錆びた壁が出てきた。これが校門である。
ついでに、この校門に外側から触れると防犯のベルが鳴る仕組みで、桃子が来たらきっとコレ鳴るよ。

「じゃ、行きましょうか」
「おうっ行こっか。雅、結華」
「うん!」


3分後、教室に着きそれぞれ着席する。
先生が入って来た。出席を取るが、ブス子はいない。

「愛地秋保さん」
「はい」←エキストラだよ
「安藤雅さん」
「はい」
「安藤桃子………さん」

シ……………ン

「桃子……さん。あら、いないわね。雅さん何か知らない?」
「えっと………確か、食べ過ぎでお腹が痛いって言ってました」

皆がドッと笑った。先生も平静を装ってるけど、顔に「あー可笑しい」って書いてます。
すると、いきなり

<ジリリリリリリリリリリリリリ!!!!>

と音がなった。これは、学校に侵入者が来た時に鳴るベルだ。多分、ブス子が来たんだと思う。

「まぁっ!?だ、誰かしら!?こんな時間に来るって事は生徒かしら………?と、とりあえず行ってくるわ!」

第1話 終わり

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