大人オリジナル小説

約束は、嘘の塊
日時: 2011/05/27 20:57
名前: ムウ

「みいちゃん、僕、みいちゃんを守る、ナイトだからね!!」
「ありがとう」
「みいちゃん」
「なーに?」
「いつまでも、一緒だよ?」
「うん!」
「きゃははははははは!!」
「あはははは!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
初めまして、ムウです。
『選択』の、ムウです。
とりあえず、見てください。
『約束は、嘘の塊』を!

>>03 第一話『始まり…』
>>08 第二話『思いは交差して』
>>09 第三話『俺は唯、会いたくて』

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Re: 約束は、嘘の塊 ( No.9 )
日時: 2011/05/27 20:55
名前: ムウ

第三話『俺は唯、会いたくて』
「こーう、遊ぼっ」
琴美が、俺の前で言う。
「6歳にもなってかよ」
「まだ一年生だよ」
僕、航と、琴美は、仲が、良かった。とても、
でも、あいつ等のせいで、俺は…
++++++++++++++++++++++++++++++++
「死っね、死っね、ばーか、ばーか」
「あ〜あ、死ね死ねコールが始まったよ」
【死ね死ねコール】とは、琴美に死ね、と言うことだ。
「お前なんかいらねんだっつーの」
このとき、僕は、10歳。4年生だった。
「死ねよ!!ば〜か」
雄が、琴美に水をかける。
バッシャッッ!
「あー可哀想〜」
この、舌足らず声は、未零
「はい、雑巾」
沙羅が、未零に雑巾をやる。
「ん〜、航大!」
「は、はいっ!」
「あんたが、コイツの顔ふきな、"友達≠セろう?」
「あ…」
「やんなきゃ、どうなるか、わかってる?」
仁が、凄味を利かせ、航大に詰め寄る。
「あ、あ、あう、」
琴美が、濡れた髪の間から僕を見つめる。
「やれよ」
雄も、言ってくる。
「やんなきゃ、明日から…」
「虐めるよ」
未零と沙羅が、迫って来る。
怖い、恐い、怖い!
僕は、琴美に近づき…雑巾を投げつけた。
「お〜、やったね、航大」
「これからは、俺達の仲間だ」
「いえーい」
僕に残ったのは、罪悪感と言う罪だった。

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