大人オリジナル小説
- つくし学級
- 日時: 2011/05/28 16:56
- 名前: 企業秘密
初めに・・・この話はフィクションです
実在する人物、場所等とは一切関係ありません。
4月6日。冬武(とうむ)小学校入学式。
「山下真空くん」
呼ばれても返事しないでどこか別の所を見つめていた。かと思うといきなり履いていた黒い靴を投げた。(のちに体育館に蜂が入ってきたからだということが判明するが)
ざわめく保護者。
泣く真空。
「つくし学級」の少年だった。
- Re: つくし学級 ( No.3 )
- 日時: 2011/05/31 17:54
- 名前: 企業秘密
朝の会。先生が紹介した。
「昨日言ったけど今日からつくし学級に入る新しいお友達です。1年生のやましたまそらくんです。3年生に夢叶さんというお姉さんがいるんだけどふうちゃん、知ってる?」
「ふうちゃんしってるよ。去年同じクラスだった。芋ほり一緒にした。遠足も一緒にどんぐり拾った。学習発表会でふうちゃんは赤いお魚さんでゆめちゃんはくらげさんだった(スイミーの劇)あと、それからね・・・(中略)辞任式のとき「ふうちゃん、しがつからまーくんのことよろしくね」ていわれたからうんって言ったあとは・・・」
「はい話はおしまい。じゃ、まーくんは心暖ちゃんの隣に座って。ここだよ」
そのとき真空が教室から出て行った
「まーくんどこいくの?」
楓空も教室を飛び出していった。
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