大人オリジナル小説
- つくし学級
- 日時: 2011/05/28 16:56
- 名前: 企業秘密
初めに・・・この話はフィクションです
実在する人物、場所等とは一切関係ありません。
4月6日。冬武(とうむ)小学校入学式。
「山下真空くん」
呼ばれても返事しないでどこか別の所を見つめていた。かと思うといきなり履いていた黒い靴を投げた。(のちに体育館に蜂が入ってきたからだということが判明するが)
ざわめく保護者。
泣く真空。
「つくし学級」の少年だった。
- Re: つくし学級 ( No.2 )
- 日時: 2011/05/29 17:38
- 名前: 企業秘密
絶対耐震性の検査引っかかっているだろ
そう呟きたくなるような雨漏りするオンボロ校舎につくし学級はあった。
つくし学級は1〜4年生の特別支援学級。
ちなみに5,6年生になるととなりの「もみじ学級」になる。
ここ、冬武小学校は緑の多い田舎の小学校。1学年2クラス。(5年生のみ1クラス)
4月7日。泣く新1年生、真空の姉の夢叶が無理やり彼をつれてきた。
「なおき先生、真空をお願いします」
「分かりました」
「はいはい、まーくんお教室はいろうか」
「うわああああん」
朝から泣き声が聞こえていた。
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