大人オリジナル小説
- ぶりっこに全てを奪われた
- 日時: 2011/06/07 16:49
- 名前: 椛
プロローグ
幸せだった―――
ずっと―――
あの日――までは―
絶対に…
絶対に色をつけない…椿みたいに
キャラ紹介
色無 椿(いろな つばき)
両親が死んでから笑わない主人公
木鳥 小町(きじま こまち)
世界一のぶりっこ
栃他 優奈(とちた ゆな)
小町と仲がいいぶりっこ
虹 凌(にじ りょう)
小町が大嫌い椿の味方
辻丹 海斗(つじた かいと)
優奈とおさななじみぶりっこが苦手
新キャラ
川上 咲
以上なドS
はじめましての方、久しぶりの方
はじめてですので、宜しくお願いします!
by椛
- Re: ぶりっこに全てを奪われた ( No.2 )
- 日時: 2011/06/07 16:44
- 名前: 椛
第一章
二話
それから二年―――
私は、ある、親子に引き取られ、平和に暮らすはず―――だったのだが…
「椿ちゅわん!!今日の私も可愛いでしゅか〜?」
「可愛くない」
「うぎゃぁぁぁぁぁぁ」
うるさい…
毎日こうやって言われるしまつ
そう、引き取ってくれたのは、木島家の、親子だったのだ
「全くもう、朝から、近所迷惑!!止めなさい小町」
「だってだって、椿ちゅわんが、いじめて来るんだもん」
「椿が?そんなはずないでしょ!!ほら、さっさとしたくしなさい!!」
「ママまで、いじめるなんて…うぎゃぁぁぁぁぁぁ」
「うるさい!!早く行きなさい!」
「は〜い」
私はテキトーに返事をする
うるさい
あいつ、ほんとになんなの?
「まってくだしゃ〜い!!」
「いやだね」
私は小走り
これでも、足速いんだよ
もうすでに、小町はついてこられない
あいつ、太ってるからな…はは
赤信号〜♪
「キキキキキキッ!!」
「ぎゃあ!!全くもう、私の美しい顔に傷をつけたらどうするつもりでしゅか!!」
「あんたが悪い!!」
私は、そういい捨て、学校に向かった
あいつ、ドコまでぶりっこなの!?
ムカつく…
「おはー椿」
「はよう椿」
「おはよう凌海斗」
「まさか…あいつと来たのか?」
「うん、最悪だよ海斗」
「「うわー」」
「おはーー☆今日もご機嫌な姫小町様登場でしゅ〜☆」
「きゃあ!!おはーーー☆小町私もご機嫌だよ☆お嬢様優奈はご機嫌でしゅね!!」
きたよ…
ぶりっこブラザー
栃他優奈と木島小町…
か…かかわりたくない!!!
う…うざい!!
「ねぇ、あの二人いじめない?」
「え?」
急にささやかれた声の方を見ると…
川上さん?
二話オワリ