大人オリジナル小説

真実闇に溶け残るは偽善
日時: 2011/06/19 14:44
名前: 傍観者A

静まり返る、家。

立ち尽くした私の前に広がった、

                              赤の、海。

その中に立っている「おとうさん」は、声を出さなかった私に近づく。


その瞳は、私の知ってる「おとうさん」の目じゃない。

「おねえちゃん」は、動かなくなって服が真っ赤。

「おかあさん」は顔が真っ青で、びしょ濡れになってる。

「おとうさん」の服も真っ赤で。顔も、ちょっとあかくて。

眼に、光がなくて。
てにもってるのは、おかあさんが「きけんだよ」っておしえてくれた
包丁、で。

あかい水が、ぽたぽた落ちてた。


私のところにくるまで、あと何歩だろう?

それまでにおかあさんはおきるかなっておもって、おかあさんのほうをみてた。

そして、私のところに来た「おとうさん」。

「こっちをみてごらん」

いわれておとうさんの方をむいたら、

振り上げた手が振り下ろされて。

ゆっくりたおれていった、「おとうさん」

おとうさんのおなかが、もっとまっかになって。

ほうちょう、おとうさんにささってた。

私は、すぐにいえをでた。あかいみず、いやだもん。

近所のお姉ちゃんは、私を見たとたん大声でひめいをあげて。

お菓子をくれたおばちゃんも。

おかあさんのおともだちも。

きんぱつのおにいちゃんも。

みんなみんな、にげていった。

それで、おまわりさんがきて、

「いっしょにきてくれないかな」っていった。

ついていったわたし。


おにいちゃんは、どんなあそびをしたいんだろう?

かんがえてもわかんなかった。



――――――――――――――――――――――――――――――――――――

ということでいきなりのグロシーンです。

うんマジすいませんでした。やっちゃったよ俺…!

ということで初めまして。傍観者Aという者です。

社会問題系小説だからって何故にこんなシーン選んだし!

な方。 心配しないでください。これが社会問題です(爆

まぁ僕の更新遅くて面白くなくてグロい小説を見てくださる方、ぜひ楽しんでいってください(そんな作品になるかどうかさえ分かりませんが)

では、どうぞ お楽しみください!

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Re: 真実闇に溶け残るは偽善 ( No.2 )
日時: 2011/06/19 22:08
名前: 傍観者A#

一つ目の偽善

「うわぁぁああぁぁああぁぁああああ!!!」

ガバ、そんな効果音が付きそうな勢いで飛び起きる。
汗にぬれた手を見て、

「夢、か。」

気付いた僕の顔に張りついた鬱陶しい髪を払おうとする。
だが、≪誰かに聞かれてないだろうか≫
という恐怖にも似た疑問に駆られる。

だって朝こんな早くに叫び声なんか聞いたら、それこそ目が覚める、なんてもんじゃない。

その考えは、「叫び声なんか気にする人は此処に居ない」という考えで
一蹴された。

「殺人鬼」な僕なんだ、奇行をしていても可笑しくない。

・・・うん寝る気がどっかに飛んで行っちゃった。

ボカロの曲でも聴いて有り余った時間を潰しちゃおう。

思い立った僕は、ベッドから降りて同室のパソコン机に向かった。

勉強机と隔離されておいてある机には、ノートとデスクトップの二種類が
置いてある。

デスクトップの電源を押すと、直ぐに立ち上がってくれた。
(因みに10秒以上待ったことは一度も無い)

起動していち早くできるように、何時も休止状態にしているからアカウント選択しなくても
すぐに開いてくれる。

そして直ぐにインターネットを開いておそらく常人では打てないだろう速さで文字を打っていく。

検索エンジンでヒットした一番上のサイトをクリックする。

そして開いたのは、僕が唯一世界で認められた場所。

僕の居場所、「FLANKY ANIMSTION!」

(所詮偽り?そんな言葉に返す言葉は、)
(この世界だって偽りじゃないか、ってことだけ)

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