大人オリジナル小説

石楠花の叫び
日時: 2011/06/20 20:09
名前: えす・えいち ◆kO8qp1Z8Wo

いらっはい。
山葵で悶絶しているときに思いついたお話です←
気軽に手軽に読んで頂けると嬉しゅうございます。
読み逃げは禁止って言いたいね。

※守って頂きたい事柄※
中傷、荒らし、チェンメなどの幼稚な行動は慎みください。
また、作品に対しての行動も同様にお守りください。
(作品に対してのアドバイスはありがたく受け取らせて頂きます)
またしょぼっちぃですが、‘著作権’は尊重させて頂きます。
類似の作品を見かけましたら注意させて頂くのでよろしくお願いします。

【人物紹介】※紹介は簡易なので後々増える予定※
風間 百合架(カザマ ユリカ)
クラスの女王様的存在。
密かに委員長が好き。

荒井 弓(アライ ユミ)
風間の親友であり、腰巾着でもある。
強い者が絶対との考えを持つ。

飯田 茉莉(イイダ マツリ)
風間の親友で天然。
見た目とは裏腹に過激な発言が目立つ。

小山内 カヲル(オサナイ カヲル)
クラスで一、二を争う可愛い子。
いじめのターゲット。

八坂 睦実(ヤサカ ムツミ)
クラスの人気者で委員長。
小山内のことも気にかける優しい人柄。


では、気ままにお読みください。

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Re: 石楠花の叫び ( No.3 )
日時: 2011/06/20 20:40
名前: えす・えいち ◆kO8qp1Z8Wo

【一章・違い】

オハヨウから始まって、バイバイで終わる学校生活。
どの一般学生にもほぼ同じ日常があるであろう。
笑顔でオハヨウを言い、だれた態度で授業を受ける。
休み時間になるとまた笑う。
でもアタシの日常はちょっとばかし違う楽しさがある。

「オッハ。ユリカ。」
「オハヨウ、ユミ。」

挨拶をして下駄箱で室内靴へと履き替える。
そして戯言を話しながら教室へと向かう。

「ねー、宿題やった?」
「数学でしょ?やったに決まってるじゃん。」
「ふーん・・・。」
「まったく、やってないんでしょ。見る?」
「ユリカ大好きっ!!!結婚してもいい!!!」
「ご遠慮しまーす。」

友達の荒井 弓(アライ ユミ)に数学のノートを差し出した。
ユミは少々抜けているところがある。
そこがまた可愛いんだが。

「でさー、昨日のドラマさー。」
「あー、あれ?なんかドロドロすぎるよね。話が。」

他愛もない戯言を話していると、聞きなれた声が背後から降ってきた。

「オハヨウ、風間さん!!荒井さん!!」
「おー、オッスー。委員長。」
「オハヨウ、八坂君。」

クラス委員長の八坂 睦実(ヤサカ ムツミ)。
アタシはこの委員長にひっそりと‘恋’をしている。
この朝からの笑顔もいい!!!

「じゃあ俺、職員室寄るから」
「んじゃねー。」
「バイバーイ。」
「ニヤニヤしてんじゃないよ。」
「してないっつーの。」

八坂君が走り去った後、ユミと小突き合いながら教室に着いた。
適当に挨拶をしながら席へと向かう。
鞄を乱雑に置いて、‘アイツ’の席へと向かった。

「オハヨウ。‘いじめにきて上げたわよ’。」

ここかもね、アタシと一般学生の違いって。

「ヒッ。」
「んな悲鳴あげんなって。」
「興奮しちゃうじゃない。」

違い。
アタシは学校に着くと、人を一人見下します。

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