大人オリジナル小説

仮題:美少女の復讐……
日時: 2011/10/17 21:17
名前: 綾音アヤ

はじめまして、綾音でございます。

まだ無題ですが、これから内容に合わせて考えていきます。
もし、「これがいいんじゃない?」みたいな題があれば、お気軽にどうぞです^^

今のところ、オリキャラ募集などは考えておりません。


cast

葵崎月 あおいざき・るな (14)

容姿「可愛いというより、美しい少女。黒い瞳に黒髪。肌が白い。人と違う雰囲気を持っている。」

性格「表向きは、愛想が良く、優しい女の子。しかし、実際は腹黒く、人を利用することだけを考えている。人を陥れることをためらわない。冷酷無慈悲。」

能力「成績優秀。身軽で、走るのが速い。」

その他「昔、姉がいじめで自殺した。」

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Re: 無題 ( No.1 )
日時: 2011/10/17 19:39
名前: 綾音アヤ

第一話『始まりの朝』

『ごめんね、月。あたし、もう耐えられない――……」
『お姉ちゃん! 死んじゃやだっ!』
『本当に、ごめんね……』

そして、足元の台が蹴られる。
がたがたん、と音を立てて、派手に転がった。

そして、お姉ちゃんの首に、ロープが――




ピピピピピピピピ。





けたたましい目覚まし時計の音で、私は目覚める。
それを鬱陶しいと思いつつ、起き上がった。
ああ、あれは夢だったのか。
目覚ましを止め、

「ああ……もう朝か」

と、退屈に呟く。
あれから、あの日から、何回朝を迎えただろう。
お姉ちゃんが死んでから、何回朝を迎えただろう?

「月、起きてるの? 今日から新しい学校でしょう? 早くしなさい」
「はーいっ」

私は、元気に答える。
扉の向こうに向かって。
私は、表向き、元気な女の子……って、ことになっている。
表面上、ね。

私は、新しい制服に身を包み、ダイニングで食事を済ませたあと、リビングの仏壇に座った。

そして「行ってきます、お姉ちゃんっ」と元気に言った後、誰にも聞こえないような声で、

「……お姉ちゃんの代わりに、復讐してくるね」

と、呟いた。



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