大人オリジナル小説
- 僕の妹が失踪して5年が経ちました
- 日時: 2011/11/18 19:47
- 名前: 北大路 ◆Hy48GP/C2A
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode=view&no=22065
虐待を軸に虐め・ドラッグなどの問題を
小説にしたいなあ、と思っています。
更新遅いです^p^
Cast(主要人物
>>1
*ひとこと
シリアスものに疲れた方は、参照まで。
二次小説板で、REBORN日常編など執筆中。
※この物語はフィクションです。
実在の人物、団体などには一切関係有りません。
- Re: 僕の妹が失踪して5年が経ちました ( No.7 )
- 日時: 2011/11/28 16:50
- 名前: 北大路 ◆Hy48GP/C2A
- 参照: http://twitter.com/smile7520
#5
「ねーちゃん、お疲れか?」
下校してたら声をかけられた。
見たことない制服だから多分市外の学校かな。
「お! いいもんやるぜ」
5人いた中の1人に声をかけられた。金髪だった。
怖くなって逃げようとしたけど、腕を掴まれてそのまま人通りの少ない裏路地まで引っ張られた。
「怖がらなくていいよー?」
こいつは茶髪にピアス。ワックスでピンピンに立てた毛先が特徴的だった。
何でもいいから早く帰らせてくれえー
「んえ、安達真央ってんでしょ? キミ」
全身に悪寒が走った。
「何で知ってるのかって?」
「進藤の妹の的にされてるって聞いてさ」
あ、進藤って兄でも居たのかなー。そんなことはいい。
これから何されるのか分からない恐怖で真央の足はメチャメチャ震えている。
進藤がやってきそうな気がする。
「俺もさー、進藤の妹マジ嫌いなんだ」
「なあ、仕返しの一つでもしない?」
思わず口元が綻んだ。これ以上の快感はあるか?
あの進藤に仕返しとは。
ま、この不良共を信じたわけではないが、一応「うん」と言っておいた。
進藤にチクられたらどうしよう……。まあ、いいかな。それはそれでも。
「で? どうするんですか?」
「マオちゃんやる気じゃん? えっとー……」
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