大人オリジナル小説
- その時僕は空になりたかった(一日で完結!これ限界です。)
- 日時: 2012/01/05 20:54
- 名前: バード(,,・θ・) ◆Nlab369rtc
〜プロローグ〜
空は青い。
雲は白い。
雨は透明、雲は白。
これはいたって当たり前のことだ。
でも僕は知らない。
僕には光がないから。
〜next 1日目〜
昨日の夜思いついて今日の昼に書き上げた話です。
短編なのでサクッと読めます。
多分。
※注意※
・荒らしチェンメはさようなら
・バード(,,・θ・)が嫌いな方もさようなら。
・カオス&厨二病患者が無理な方もさようなら。
そんじゃ行きましょう。
かなりサクッと終わります。サクサクくおりてぃーです。
そりゃそうよね。一日で書いたんだもん。実質二四時間もかかってないもの。
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- Re: その時僕は空になりたかった。 ( No.4 )
- 日時: 2012/01/05 20:27
- 名前: バード(,,・θ・) ◆Nlab369rtc
4日目
僕が屋上についたときに先客がいた。
「あなたも?」
彼女はそう言って僕を招いた。同学年らしいのと彼女の名前を聞いた。彼女の名前は雲雫(ゆくな)といった。数少ない理解者になってくれる女性なのではないかと僕は思った。屋上はあまり立ち入ってはいい場所としていない。だからと言って立ち入り禁止なわけではない。
僕はちょっと落ち着いて彼女の声を聞く。ためらいのない一言一言に嘘は無い気がした。僕には光がない。だからこそ耳で分けるしかないのだ。雲雫は楽しそうに話している。きっと彼女はかわいいのだろう。何も悩むことなどなさそうだと思った瞬間雲雫は僕の手を握った。
「また会おうね。近いうちに。」
僕は顔が熱くなった。胸も苦しい。でもいつもの苦しさとは違う。いつもの苦しさは痛くて辛いけど今回の苦しさは酸っぱいような甘いようなそんな苦しみだった。
雲雫にいつ会えるかはわからないけどしばらく屋上に顔を出すようにしてみようかなと思う。
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