大人オリジナル小説
- 希望の涙と絶望の涙 〜短編〜
- 日時: 2012/01/16 22:46
- 名前: 菜々希 奈菜 ◆mkSlAKVcCY
菜々希 奈菜!第3作目だぜ!
とかいいつつも、これはあっという間に終わる短編だぜ!
はんぺんだぜ!はんぺん 短編〜
すぐに終わる覚悟ですよね。これ。申し訳ない。
{あ、ついでに宣伝。}(゜∀゜*)
菜々希 奈菜が作成中?
「〜〜*私達の戦争*〜〜」もよろしくお願いします!
どろどろですよ、血が出てきたりw銃が出てきたりww
ちっともいじめじゃねー゜∀゜{ひゃっひゃっひゃ!
よろしくお願いします。
- Re: 希望の涙と絶望の涙 〜短編〜 ( No.3 )
- 日時: 2012/02/26 17:01
- 名前: 菜々希 奈菜 ◆5m18GD4M5g
「…………」
私は青くて自由な空を見つめていた。
すごく透き通っている空。
自分の自由を感じさせてくれる空。
すると、いきなり涼しい風がどこからかふいてきた。
スカートがひらひらとゆれる。
薄青の髪の毛がゆれる。
私の目から涙が一粒こぼれた。
涙は頬をつたって、夏の風と共に消えた。
私は、前を向き、大きく口を開いた。
<青い空 今始まりの時>
精一杯口を開いて歌いだす。
涙が止まらない。
<涙なんて 拭き取ればいい>
<僕は笑っているだけで>
するとなぜか声が二重に重なる。
<<何もかも 吐き捨てられる>>
二重、三重、と声が重なり続けRる。
<<<いつだって かわりやしない>>>
涙が顔をおうようにボタボタと流れる
沢山の事が頭に浮かんで、消えていく。
<<<僕らの 希望の光は>>>
<<<すぐそこで 輝いている>>>
<<<生きること 笑いあいながら>>>
<<<力がある限り 突き進めば>>>
体を突き抜けるかのような風が夏の空を染める。
<<<それだけで十分だから!!!>>>
大きな声で私は叫んだ。
体の力を使い果たすかのように。
すると、それに反応するかのように
心地よい風が何もかもを飛ばす勢いで、
私を包んだ。
すると、どういうことなのか。
どこからか優しい声が聞こえた。
“コッチニオイデ”
「え…………?」
私はその声に目を開いた。
その声は紛れもない母の声だったからだ。
“アナタノイバショハココニアル”
その声がはっきり聞こえた瞬間!!
ビュォォォォ!
「きゃ…………」
さっきよりも強いくて大きな風がふき、
私の体が急に軽くなる。
何が起きているんだろう…?
私は自分の体の感覚を失い、視界も真っ白になった。
何も聞こえない。感じない。
けど、なんで心が暖かいんだろう。