大人オリジナル小説

希望の涙と絶望の涙 〜短編〜
日時: 2012/01/16 22:46
名前: 菜々希 奈菜 ◆mkSlAKVcCY

菜々希 奈菜!第3作目だぜ!

とかいいつつも、これはあっという間に終わる短編だぜ!

はんぺんだぜ!はんぺん 短編〜

すぐに終わる覚悟ですよね。これ。申し訳ない。

{あ、ついでに宣伝。}(゜∀゜*)

菜々希 奈菜が作成中?

「〜〜*私達の戦争*〜〜」もよろしくお願いします!

どろどろですよ、血が出てきたりw銃が出てきたりww

ちっともいじめじゃねー゜∀゜{ひゃっひゃっひゃ!



よろしくお願いします。

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Re: 希望の涙と絶望の涙 〜短編〜 ( No.2 )
日時: 2012/01/17 17:06
名前: 菜々希 奈菜 ◆mkSlAKVcCY


始まりは最初にも言ったときのように裏切りだ。

親友の朱良(しゅら)に裏切られたのがきっかけ。

朱良は「私のママを傷つけたから」と言って私を虐める。

実は私が幼いころのあの大事故の日、母と私でショッピングに出かけていた。

その日、私達は母が大事故にあう数時間前、朱良と朱良ママに

あっていたのだ。ちょうど、二人もショッピングに来ていたそうで

たまたま遭遇した。私と朱良は幼なじみでとても仲がよかった。

今は逆にまったく仲がよくないけど。虐められているから当たり前。

それで、母も朱良ママも結構仲がよくてよかったら

一緒にショッピングしようと言う話になった。

それで、朱良たちととても楽しいショッピングができた。

あのころはまだおさなくて、あまり楽しい経験をしていなかったから

あの時間はとても楽しかった。幸せで嬉しくて。

アレ以上の幸せはないと、心から感じていたのを今でも覚えている

だけど、その後悲劇が起きた。あの大事故が。

私は自分をかばって車にひかれた母を見て泣きじゃくった。

何回も。何回も。でも母は生きていると一つの希望を持った

しかし、母は現場でなくなった。

ひかれた直後、母の意識はほんの少し、かすかに残っていた。

そしてそのときに言われたのがあの母の最後の言葉だ。

あの言葉が心にずっとしがみついていて、死にたいけど死ねない。

最後の母の言葉を裏切ることなんてできないから。

そして、朱良ママもとっさに、私をかばおうとして、怪我をした。

足が重傷。けど、命に別状もないし、普段の生活にあまり苦労はなかったらしい

私が何回も何回も謝ったら

「いいの。あなたが無事なら。それにあなたのお母さんも
 あなたが助かってくれてきっと喜んでるわ。だから大丈夫よ」

そう優しい言葉を私が謝りに来るたびに何回も言ってくれた

だけど、朱良は許してくれなかった。

そのとき、朱良は朱良ママに超べっとりで甘えん坊で大好きだった

みたからにそれはすごくわかる。だっていつも「ママ〜」と言っていたから。

小学一年生になっていまだに謝っても許してくれなかった。

小学三年生になると急に朱良はわがままで自己中になった。

何でもかんでもあれやらこれやら。はっきり言うとうるさかった

けど、誰も朱良には逆らえなかった。

だって、朱良の家庭は一言で言うと金持ちだからだ。

父は副社長だから、小さいころからかなり甘やかされていたらしい

ほしいものがあると「これほしい」といっただけで買ってくれる。

それは私も知っている。さっきも言ったが私と朱良は幼なじみで

いつも一緒にいた。朱良はいつもいつもブランドの新しい服や新しいアクセ。

新しいおもちゃや、新しいバッグなど。たくさん持っていた。

だけどいらなくなればすぐにポイッ。

それは今も昔も変わっていない。

そのときも私は何回も謝りにいっていた。

だけどある日、突然朱良に「うざい。絶対許さないから。あんたを虐めてあげる」

といわれて、そこからクラス全体が敵になったのだ。

そしてその日から五年、いまだに虐められている。

私は下を向いた。

下は屋上のコンクリートの床。冷たい感じがする。

私がいつも死のうとしているこの場所は私のとって唯一の場所だ。

ここにいればいつだって死ぬ決心ができたら死ねる。

私は小さくため息を吐き、屋上のフェンスに身を寄せた

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