大人オリジナル小説

陰湿な事件
日時: 2012/02/04 15:33
名前: 東西南北


      
               序章
 
 太平洋にある島に,2人の士官と,たくさんの兵士がいた。

 「大尉,敵軍は南の村を占領しました。」

 「そうか,中尉。この大隊の指揮は君に任せることにした。」

 「大尉殿?」

 「私は,特別な部隊に配属されることになった。」

一人の士官がそう言うと,下士官がジープを運転してきて,その一人の

士官はジープに乗ってもう一人の士官に別れを告げた。

 これが,後に起こるある事件の始まりだった。

 

 

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Re: 陰湿な事件 ( No.1 )
日時: 2012/02/04 16:35
名前: 東西南北


     
      第1話 いじめ開始の前夜


 好米中学校は私立の中学校である。この好米中学校の2年A組はある

財閥のお嬢様が通っていた。御曹司の名前は,練流美由。

 彼は一言で言うと「意地汚い」と言う奴だった。


 そして,自分(田代祐樹)も2年A組の生徒だった。


 
 
 夜,携帯にメールが来た。内容は,

(田代君。明日から 日暮幸子をいじめることにしたの,田代君も,

 もちろん加わるよね。お金上げるからさ。美由より,)

「なんだよ,日暮と言うのはあの変わった転入生か。」

自分は,独り言を言いながら, 

(いじめは良くないと思うけど。)

と返信した。

 正直自分は自分はいじめは嫌いなので。偽善者と呼ばれることがある

が,いじめは嫌いだが戦争は好きなのだ。「憲法9条反対」と小学生の

とき叫んだら「○教組」系の教師に怒鳴られたことがあった。しかし,

戦争好きでも半分以上は冗談なのだが。

 何分かすると,2度目のメールが来た。

(田代君,いいのね。日暮幸子の次はあなたよ。)

 自分は,漫画出てくるような展開になっているのに気づいた。しかし

どうせ,悪ふざけだろうと考えていたので適当に返信することにした。

(悪ふざけだろう。やめたほうがいいぞ。)

 返信が来る間,日暮幸子はどんなやつか思い出すことにした。パッと

考えても,物静かな人としか思い出せなかった。クラスメイトとはあま

り喋らず,授業中も本を読んでいるぐらいだった。たしかその本は・・

・・・。

 そこで,メールの返信が来た。

(私たちは本気よ。自分の保身のためなら,参加することよ。)

 内容はこうだったが,彼女が悪ふざけか本気でいじめをするのかどち

らでも良かった。

「くそ,何であんな大事なことを忘れたんだ。」

 問題は,日暮の読んでいる本だった。その本のが何なのかによって,

返事の内容は変わるかもしれないと思ったのだ。

 だからこのように返信した。

(明日まで,返事を待ってもらいたい。明日の昼までだ。)


 

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