大人オリジナル小説
- もう一度、会えるのなら、
- 日時: 2012/02/24 22:53
- 名前: アサギ
君はたった独りじゃなかったんだ、って。
そう伝えたかったんだ。
―――――
初めまして、アサギと言います。
社会問題小説と複雑小説の見事中間なようなそうでもないような…。
中途半端な話です。
ちょっとだけ、実話だったりします。
独りで悩む方々に、何かを伝えられたら良いな、って思ってます。
――――――
- Re: もう一度、会えるのなら、 ( No.1 )
- 日時: 2012/02/24 22:58
- 名前: アサギ
→始まりと振り返り。
もう、消えてしまいたいと思った。
終わりは、すぐ其処にある。
フェンスを飛び越えれば、
首でも吊ってしまえば、
睡眠薬でも飲んでしまえば、
水に飛び込んで溺れてしまえば、
終わりを、掴むことが出来る。
そう思うと、とても楽だった。
もう決別できる。楽なんだ。辛い思いをしなくても良い。
そう思うと、とても、とても、とても楽なのに、
何で涙は止まらないんだろう?
何で余計に悲しく思ってしまうんだろう?
答えの出ない問題は、とてもとても辛い。
あてもなく重苦しい問題に、潰されるばかりで。
―――――――消えてしまいたい。
―――――――なのにそれが悲しい。
そんな矛盾を、歩いていた。
そんな矛盾を、歩いていたんだ。
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