大人オリジナル小説

宵闇
日時: 2012/04/05 15:13
名前: 奏

他の子とおーなーじではない

他の子とおーなーじではない....

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Re: 宵闇 ( No.8 )
日時: 2012/04/05 18:48
名前: 奏

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「大丈夫?」
「怪我とかない?」

「んー、大丈夫。」
「やーい 杉原転んだの?ださっ。」
「黙れ。」

おかしい。普通は笑いながら言うのに今は目がマジになっている。

「お前、大丈夫?頭打っておかしくなったんじゃないの?」
「あんたに言われたくない。」

そういってワタシはさっさと通り過ぎた。

ワタシの言動が普通の私と違うとみんなが分かったのは、それから五日後だった。

このクラスには明以外にも嫌われ者がいた。桑原という女子のもそうだった。休み時間に、(彼女も無理矢理グループに入ったのだろう)リーダー格の佐野さんと一緒に話していた。いや、話されていた。
ちょっとした何かで佐野さんに触れたのであろう。佐野さんは、
「やめてよ!感染する!」
と言った。そこで、全く関係のないワタシが
「佐野さん、その言い方はやめた方がいいよ。
桑原は病原菌なんかもっていないよ。」

佐野さんはびっくりした表情になった。そして、放課後ワタシと話すと決意した。


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