大人オリジナル小説
- いじめ【苦しい、怖い、痛い】
- 日時: 2012/06/22 16:27
- 名前: ルナ ◆DlyW/s8ibQ
皆様、初めまして!!! ルナといいます。
まだ小6で、文章力無いのですが、頑張ります!!
いじめ系好きです♪
いじめにあっている人たち、本当にかわいそう。
いじめている人は重い罪かぶってるんだねw
=目次=
【転校生】 >>1
>>2
>>3
>>4
>>5
【救えなかった自分】
>>8 【登場人物・プロローグ】
>>9 【あの時】
>>10【美紀が教えてくれたこと】
>>11【伝えたこと】 *完結*
【希望】
>>12 【登場人物・プロローグ】
>>13 【まさかの奇跡】
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- Re: いじめ【苦しい、怖い、痛い】 ( No.10 )
- 日時: 2012/06/20 19:54
- 名前: ルナ ◆DlyW/s8ibQ
- 参照: 小説大好きです(^^)
第二章 【美紀が教えてくれたこと】
私は朝日が眩しく、起きてしまった。
(起きたくなかったのに…)
朝日を憎んだ。
けれど私は構わず、リビングへ降りた。
「未来、おはよう。」
「…おはよう。」
まだ、お母さんは気づいてない。
私がいじめられてるのに。
私は、朝食を食べる前に、制服に着替えた。
すると、ニュースが流れた。
『午前7時39分、○○市の○○さんが殺害されました。
状況は…』
私は、殺人ニュースが流れるたびに、あの時を思い出す。
…美紀の事。 自殺しちゃった。 あの美紀の事を思い出す…。
涙が…落ちている…。
…あ。 なんで泣くのよ…。 こんな時に…。
(こんな事…しちゃいられない。仇とること探さなくちゃ…!!!)
私は食パンをかじりながら、外へ飛び出した。
行きたくない…。 こんなこと思ったら終わりになるから駄目。
「美紀…。」
私は、つぶやいた。
美紀がいないと…わかんないよ…。
私はそのまま、地獄を過ごした。
その夜。 不思議な夢を見た。
「未来…。」
「美紀…?」
「ごめんね。」
「うぅん。かばえなくて…仇も取れなくて…ごめん。」
なぜかしばらく、沈黙が続いた。
やっと、美紀が口を開いた。
「仇なんてとってもいいことなの…?」
「え…?」
私は、驚いた。
いじめられていた本人が、こんなこと言うなんて。
「だってそうでしょ? これは、私の問題よ。
未来の問題じゃないの。」
「な、なんで、そんなこと言えるの?」
「あなたは、私をかばえなかったから仇をとりたいのでしょ?」
「うん。」
「それは、ただの に・く・し・み ではないの?」
「え…?」
「あなたは、現在、あの人にいじめられているわ。
ということは、私と同じ経験をしたということ。どう?わかる?」
そうだ。 私は大切なことを忘れていたんだ。
そう…それは…。
美紀と同じ経験者だということ。
その経験者たちの、気持ちを伝えるんだ。
「わかったよ。美紀。
伝えなくちゃ。 あいつらに。」
「そうよ。未来。行ってきなさい。」
私は、駆け出した。
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