大人オリジナル小説
- 姉妹って良い事ない…
- 日時: 2012/06/21 21:58
- 名前: 美愛‐Mia-
初めまして☆でもないですが…(名前変えたので事情がありまして…)
それよりも小説書きました。
一人っ子の中3が…。
姉妹って実際は楽しそうでいいですよね!
でもこの小説はそういう楽しいものではないですね。
とりあえず見て下さい!
悪コメ、荒らし退場⇒
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- Re: 姉妹って良い事ない… ( No.5 )
- 日時: 2012/06/23 12:19
- 名前: 美愛‐Mia-
――大嫌い――
妹なんて嫌い。
お母さんとお父さんはもっと嫌い。
そんなにアタシはダメな子ですか?
「依音!さっさと起きて!今何時だと思ってんの?」
「…ん」
朝の7時。
アタシはベッドから降りて制服に着替え身支度をした。
「由愛〜早やく起きないと遅刻するわよ〜?」
「はぁい♪」
妹は中学2年生の可愛いグループのリーダー的存在らしい。
なのにアタシは高校2年生の地味女。
「おはよお姉ちゃん♪」
嫌味っぽく挨拶をする由愛。
「…行って来ます」
「えぇ〜?無視ぃ?」
笑ながら由愛はそう言った。
「由愛!ご飯食べなさい!あんなのほっとけばいいのよ」
「はぁ〜い♪じゃねお・ね・え・ちゃ・ん♪」
ムカつく…。
朝からイライラする。
「あんな妹…死ねばいいのにッ!!」
そう呟くのはほぼ毎日だった。
いつも学校に行く前にコンビニに寄る。
お昼ご飯を買うために。
「いらっしゃいませ〜」
明るい感じの店員が迎え入れる。
カサッ…
今日は何食べよう…?
5分ほどでコンビニを出た。
麦茶とメロンパンを買った。
ザワザワッ…
五月蠅い学校。
「地味娘発見!!攻撃開始〜♪」
ドンッ―
「痛…」
勢いよく太った男がぶつかって来た。
その部分を手で払ってその場を離れた。
「まじむかつくよね…」
「うんー」
お前等の方が十分ウザいっつの!!
ガラッー
「きゃはは…」
シーン
静まり返る教室。
それはアタシが来たから。
「依音〜金貸してくんない?」
「は?なんで?」
「いいじゃん親しい仲だしさ♪」
ハァ?親しい?
「そーいうのやめてくんない?親しくなんてないしあんたなんかと親しくしたくないから」
「ッ…!何よ!?人が優しく独りのお前に声かけてやったのにッ!!」
「優しい?なら今後一切声かけないで?」
「なによもう!」
ハァ…。
「妹ちゃんさめっちゃ可愛いのにアイツ全然だよね〜?」
「きゃはは!とりえとかさ妹が可愛いしかないんじゃない?」
ああ!
もうこんなとこ嫌。
「いい加減にして?」
「はっ?」
「あんなダメ妹と比べないで」
そう言って教室を出て行った。
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