大人オリジナル小説
- 椅子取りゲーム(作者カムバック!4000目指す)
- 日時: 2014/10/07 00:51
- 名前: 小説馬子
- 参照: http://www.kakiko.info/bbs_talk/read.cgi?no=12417
こんにちは、小説馬子です。
通例通りに挨拶すると、蘇我馬子でも、小説上手子でもありません。
コメディー、ラノベ掲示板でも執筆中につき、そちらも見ていただけると嬉しいですO(≧∇≦)o
あと、感想・アドバイス大募集中!読者様に快適に読んでいただけるよう、上のリンク先にお願いしますm(._.)m
ちなみに、各章の最初についてるURLは椅子取りゲームにちなんで、その章に流れそうな感じの曲です。暇な時に聞いてみてちょ笑
短編集のつもりが中編集になりつつある……汗
ーー椅子取りゲーム見学上の諸注意ーー
・このゲームは勝者が弱者を学校内でいじめる権利を与えられるゲームです。リスクが怖い方は閲覧をしないことをおすすめします。(ようはいじめの小説)
・曲を止めにきた、席を荒らしに来た方は速やかに退場ください巻き込まれる可能性があります。
・なお、皆様が強制参加させられても責任はとれませんのでご了承ください。
特別視聴席の皆様
◯音異羅様
◯黒翼様
◯かりん様
◯如月うさ様
◯^p^様
◯黒猫様
100参照突破:2012年11月18日
200参照突破:2012年11月25日
300参照突破:2012年12月1日
400参照突破:2012年12月9日
500参照突破:2012年12月17日
600参照突破:2012年12月29日
700参照突破:2013年1月8日
800参照突破:2013年1月14日
900参照突破:2013年1月16日
1000参照突破:2013年1月22日
1100参照突破:2013年2月2日(くらい……)
1200参照突破:わかんない……ごめんなさい
1300参照突破:たぶん2013年3月後半くらい?
1400参照突破:2013年4月25日
1500参照突破:2013年5月
1600参照突破:2013年7月11日
2012カキコ大会・冬ー社会問題部門ー3位入賞
ーー対戦表ーー
開戦宣言 >>01
一回戦中学一年生ーー讃美歌アメイジング・グレイスーー >>02 >>03 >>04 >>05 >>06 >>07 >>10 >>13 >>14 >>15 >>16 >>17 >>18 >>19
二回戦中学二年生ーーキセキ(GREEEEN)ーー >>20 >>21 >>22 >>23 >>24 >>25 >>26 >>27 >>28 >>29 >>30 >>31 >>32 >>33 >>35 >>36 >>37 >>43 >>48 >>49 >>50
三回戦中学三年生ーーさくら(森山直太朗)ーー
>>56 >>57 >>58 >>59 >>62 >>65 >>67 >>68
1000参照突破記念ーーシード獲得戦ーー
>>51 >>52 >>55
ツイッターアカウントーー@umako_sandp
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- Re: 椅子取りゲーム(参照1000突破!!ありがとう) ( No.52 )
- 日時: 2013/02/02 12:03
- 名前: 小説馬子 ◆MiJ.aMrglc
ゆいなは……、きっと……、みさきのことをよくは思ってないはず。
まえに、偶然きいちゃったんだ。誰もいない美術室での独り言。
「ウチは奴隷でも、下っ端でもない…… 」
その後何言ってるかはわかんなかったけど。本人も誰にも聞こえないくらいの小声だったけど。
でも、何故かあたしにはちゃんと聞こえたんだ。
「あたしは、みきはかわいそうだったと思う。やりすぎたんだ」
あたしはカフェの椅子から立ち上がって机を叩いた。周りのお客さんがびっくりしてこっちを見るけど、気にしてらんない。
机の上にあった紅茶がピチャンとこぼれる、机に2、3滴の琥珀色のしずくがたれた。
「は?ちさと、あんた正義ぶっちゃう感じ?」
みさきは相変わらずのご反応。そんな、上から目線でものを言うあんたとはもう付き合えない。
ゆいな、今こそこの上下関係を覆すときだ。
「ちさと、一つだけ言わせて。」
ゆいなはゆっくりと口を開く。
「自分が悪い、相手がかわいそうだ、そんなこと思って善人ぶってるかもしれないけど。止めなかった時点で、参加してた時点で、お前は大罪人だよ?」
そんな、なんで……。
ゆいな、あたしの味方だと思ってたのに。
あたしには絶望の隙も与えないとでも言うように、みさきが言う。狂った笑みを浮かべて。
「ちさと、あんたには罪を着てもらうから。これ、会計済ましといて」
みさきは領収書をあたしの前に置いた。抹茶ラテ、キャラメルマキアート、紅茶。二人は甘ったるいものが好きなんだ。
まるで、自分がいる世界を表してる。
「あんた、いずれ学校退学だし。お金に余裕も生まれるでしょ?」
瞬間、あたしの思考回路は爆発した。
なんでなんでなんでなんで!!
あたしとゆいなとみさきは小学校からの仲良しだった。あたしは、二人についていこうと、勉強もオシャレも何もかも頑張った。
なのに、なんで!!
二人はわざとのようにローファーのカツカツという音を鳴らし、店を出ていった。
−−机に突っ伏して泣いているあたしなんか、見もせず。
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