大人オリジナル小説

学校裏サイト
日時: 2012/11/12 22:33
名前: きなこ

みんな、学校裏サイトって知ってる?



あなたの学校の裏サイト。
教師、大人の知らない子供によって設立されたサイト―――。


内容は様々。


クラスメイトと会話をしたり
しりとりをしたり。

先生の陰口を言ったり


中にはクラスメイトの陰口を言ったりする。


ニックネームは自由に決められるから誰が誰の
悪口を言ってもわからない。


それをいいこと今じゃ私の学校の裏サイトは
荒れ果てていた―。

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Re: 学校裏サイト ( No.3 )
日時: 2012/11/13 14:12
名前: きなこ

第三話

家につくと私はすぐさま自分の部屋にいき
机の上に置いてあるノートパソコンを起動する。

そして朝、莉子に教えてもらった裏サイトのURLを
打ち込み始める。
焦っていたのか何ども打ち間違えてしまう


ようやく打ち込みを完了させ、enterをclick

智恵美「・・・・・あった!『第七中学裏サイト~2-3の部屋~』」


「2-3の部屋」
その文字を見て一瞬戸惑う。
本当に私のクラスの裏サイトが存在していたのだ。
と、

恐る恐る「2-3の部屋」をclick。
静かな室内に響くカチ と言う音―――。
そして、サイトが開かれる。

すると全体的に黒が配色されたページが目の前に映し出され
「ハンドルネームを決めてください。」と言う白色の文字

突然名前を決めろと言われても・・・。と
思うも決めないことには先に進めないので私は
「花子」と言う名前で入室した。



----------------------------
~花子さんが入室されました~
----------------------------



次に画面に映し出されたのはチャットルームのようだった。
このチャットルームを使えばクラスメイトの誰かとリアルタイムで
チャットが楽しめると言う仕組みになっているようだ。

そして私は過去ログを見て本当にクラスメイトの悪口が
書き込まれているのか確かめることにした。

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あーちゃん>つか、ハゲ先うざくね?

兎>うざいwww早く退職しろよwwww

あーちゃん>禿げが眩しいよぉ!

兎>同感wwwww↑
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教師への悪口だった。
莉子が言うにはクラスメイトへの悪口だっと言っていたはず。
もう少ししらべようと下へscrollする。


-------------------------------------------------------
景虎>草加莉子がうざいんだけど
-------------------------------------------------------





私はこの書き込みを見たときぞっとした。



そう、莉子の悪口が書き込まれていたのだ



下へscrollすればするほどどんどん増える悪口。
莉子へだけじゃない。たくさんのクラスメイトへの悪口が
書き込まれていた。


ついには――――。


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苺姫*ノ>莉子の金魚のフンの智恵美きもくない?
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私への悪口も・・・。







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