大人オリジナル小説
- 眼帯少年
- 日時: 2012/12/02 16:58
- 名前: 蒼
これは、私がふと思いついた作品なんです。
私自信が今、眼帯をして登校しています。
みんなは眼帯していないのに、自分だけしている…
はれていて、眼帯をしないと恥ずかしいから…
実際は、いじめられていませんし、もう1人眼帯をしている人がいます
耳を傾けてくれれば光栄です。
≪登場人物≫
坂本 キズナ KIZUNA SAKAMOTO MAN
あるキッカケで目に傷を負ってしまう
友達思いで、男子には人気があるけど女子はきらっている。
山田 絵美 EMI YAMADA WOMAN
炎症になってしまい、眼帯をすることになる
人懐っこくて男子にファンがおおく、女子にひがまれやすい。
【腹黒女子グループ マジカル】
赤枝 晴乃 HARUNO AKAEDA WOMAN
すぐ人をいじめる性格で、ダンスが上手。
野山 利砂 RISA NOYAMA WOMAN
気にいらない人は常ににらんでいる。
寺田 雪子 YUKIKO TERADA WOMAN
明るい性格で、本当は性格がいい、バスケ部。
大野 麻美 MAMI ONO WOMAN
利砂とは親友で、すぐに悪口をいう。
- Re: 眼帯少年 ( No.3 )
- 日時: 2012/12/04 17:21
- 名前: 蒼
心臓がバクバク音を立てて、触ると動いているのが分かる。
さっきの時間は「中間休み」 約20分しかない。
でも、今度の「お昼休み」は全然ちがうんだよ…! 40分もある!
もし、マジカルの晴乃や利砂が給食を早く食べおわったら、絶対
給食のときに吐かせるつもりなんだ。 絶対そうだよ。
私は、隣の隣に座っているキズナに目をやった。
「―――であるからにして、この分数はこうなって…だから、この
小数はこうなるわけです。 絵美さん、聞いてますか?」
「あ、はい。教科書P27の@でしょう」
ドッ…とクラスに笑いがとぶ。 キズナは真顔でノートをとっている。
利砂や晴乃、雪子、麻美は馬鹿にするようにこちらを見ている。
「えー、では、次の算数はテストをやりますので、宿題はP25〜P28
までのおさらい、ということにしましょう」
放送委員会の利砂と晴乃が教室をダッシュで抜けていく。
放送室にいくみたい。
ドアを勢いよく『ガラッ!』とあけて、しめる前に大声で
「雪子ちゃ―ん、麻美ちゃ―ん、給食もってきてね!」
今日は運よく2人は放送委員会だったから、昼休みは教室には
もどらない。 ホッ、とひと安心する、絵美。―――と、キズナ。
私は、給食班になるように机をあわせた。
お腹がすいてて、キズナの事はとっくに忘れていた。
その時、本が急に読みづらくなった。 影ができていた。
後ろを向くと、雪子と麻美がけわしい顔つきでたっていた。
「なに、雪子ちゃん、麻美ちゃん」
ちょっと、いいかな―――と言われてついていったのは、
人気のない女子トイレの前だった。
絵美は、ゴクッ…とつばをのんで、心の準備をした。