大人オリジナル小説
- 親友『だった』わたしたち【題名変更】
- 日時: 2013/01/18 18:54
- 名前: かやこ
こんにちは!
クリックありがとうございます。
がんばって書いていこうと思いますので、応援よろしくお願いします!
〜〜〜〜登場人物〜〜〜〜
主人公
藤堂 彩音 (とうどう あやね)
引っ込み思案な女の子。
中学3年生。
美咲 友香 (みさき ともか)
彩音の親友。
中学3年生。
とある財閥のお嬢様。
※登場人物は随時追加します。
〜〜〜目次〜〜〜
プロローグ >>1
第一話
はじまりの話 >>2
うそだよね? >>3 >>4 >>5
楽しかった学校 >>6 >>7 >>8
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- Re: 親友『だった』わたしたち【題名変更】 ( No.11 )
- 日時: 2013/01/18 19:17
- 名前: かやこ ◆.s0UiET0E.
- 参照: http://tanabatakiseki.blog.fc2.com/
あの時は、友香が助けてくれた。
だから、いま、生きてられる。
けど、今は??
友香は・・・・・・いない・・・。
私の何がいけなかったのかは、わからない。
どうすればいいんだろう。
片付けを終えたところで、ちょうど授業が始まった。
〜〜昼休み〜〜
授業は、これといってイジメのようなものはなかった。
あったとすれば、ペアをつくった時に余るぐらいだが、これはいつものことだから気にしていない。
そして、今は昼休み。
いつもは友香と一緒に食べていたが・・・。
「・・・今日は無理かな?」
ぽつりとつぶやいた。
ぱさり、とお弁当の包をあけた。
今日は、私の好きなハンバーグが入っていた。
「あ!!彩音ちゃん、すっごくおいしそーなハンバーグだねっ!!」
・・・村田さんだ。今度は何をするんだろ。
「そのハンバーグいっただき!」
そう言って村上さんは1つしかないハンバーグを手にとった。
そして・・・
落とした。
ベチャッと嫌な音がして、私のハンバーグは、教室の床にオチタ。
「あ・・・」
「ごっめーん!落っことしちゃった!!じゃあ、卵焼きもちょーだい!」
「い、いや」
「え?なんかいった??????」
そう言いながら、卵焼きを手に取り、床に叩きつけた。
ベチャリ
「なに??落としちゃったのは仕方ないじゃん。手が滑ったんだから」
そう言いながら、今度はウインナーを・・・
ベチャ
それからも、村上さんは、私のお弁当のおかずを、教室の床にタタキツケタ。
ベチャリ ベチャッ べちゃ
とうとう、私のお弁当の中身はごはんだけになった。
「あぁ、おかず、なくなっちゃたね?じゃあ、これアゲル!」
そう言って、私のご飯の上に、トロリとしたナニカを乗せた。
「こ、これナニ?」
嫌な臭いがする・・・、嫌な予感しかない・・・。
「ん〜?それはねぇ、腐ったタマゴ!!卵かけご飯好きだよね??」
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