大人オリジナル小説

いじめられて〜お嬢様、だったのに〜【コメ歓迎参照100突破】
日時: 2013/01/26 21:22
名前: 如月うさ

私は…。

私は、生まれてこなかったらよかったの?

誰か、教えてよ。

ここにいる意味を…誰か…。

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このお話は、クラスの中心人物だった女の子が、ある行動に出るため、いじめられるお話です。いじめを見たことがあまりないので、文章力が足りないかもしれませんが、そこはすみません。
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人物紹介 >>01
プロローグ >>02

第一章

第一話 紗里亜の大好きな人 >>03
第二話 紗里亜と蘭の小さな争い >>04
第三話 ほんのちょっとなら… >>05
第四話 放課後が騒がしい >>06


第二章

第一話 最初のはじまり >>07
第二話 ほかのクラスにも >>10
第三話 希と紗里亜の格の違い >>18
第四話 持ち物が荒らされて >>21
おまけ >>22
第五話 希の彼氏とは? >>23

おまけ >>24

第三章

第一話 突然現れて >>25
第二話 操り人形 >>28
おまけ >>29

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Re: いじめられて〜お嬢様、だったのに〜【コメ大歓迎!!!】 ( No.6 )
日時: 2013/01/11 22:48
名前: 如月うさ

第四話 放課後が騒がしい


「んで、何で残るの?」

「えー、ヒマだから」

「何、その理由、ウケる!」

実は違うんだけどね。

「てか、希は何時ぐらいに来る?」

「あと20分はかかるって…寂しいね」

うん、寂しいね。

いじめるターゲットがいないのは、寂しいね。

みんな、表面上で仲良くしてるんだね。

私だって、そのうちの一人だけど。

「というか、先月のテストどうだった?」

「え、どのテスト?」

「地理」

「80点だよ…」

何も残念がることないのに。

頭がいい紗雪にとっては、それも残念なのかな。

「いいな…私、60点だよ、マジで頭悪い!」

この人たちとは、本音で語り合えて、楽。

あぁ…希が来るまであと5分だね。

私は、荷物を置きに自分の机に行く。

カタン

音がして、鉛筆削りの中身が落ちる。

「あっ!紗里亜、ドジだ〜!」

「ドジで悪かったね!掃除は一人でやったらいいんでしょ、ハイ」

これは、作戦。

このゴミが…。

役立つんだよね。

今日がゴミの日じゃなくて、良かった。

「ごめ〜ん!遅れちゃったぁ…きゃぁあああっ!」

木くずを踏んで、滑って転んで、木くずの中にダイビング。

そんな馬鹿なことをやったのは、希だよ、もちろん。

「…あんた、最低だね」

「紗里亜、根性悪かったんだ」

「のんちゃん、大丈夫!?」

「かわいそう…紗里亜、ひどいよ!」

…え?

希、こんなにかばってもらえる友達がいるの?

私の味方はどこにいるの?

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