大人オリジナル小説
- 道化師と仮面の裏
- 日時: 2013/02/17 14:23
- 名前: 蜜柑戦士
初めまして。蜜柑戦士と申します。至らない部分も有ると思いますが、どうぞよろしくお願いします。
※この小説には、いじめ、虐待等の表現があります。そういった物がトラウマ、苦手な人は閲覧を控えて下さい。
- Re:道化師と仮面の裏 ( No.3 )
- 日時: 2013/02/18 21:49
- 名前: 蜜柑戦士
2、変な化け物
僕は、皆に笑って居て欲しかった。皆の笑顔が大好きだったから。皆が笑ってくれれば僕も幸せになれたから。気が付いたら、嘘を吐いてまで、仮面を被ってまで皆を笑顔にする事に躍起になっていた。
でも、皆の笑顔は好きだけれど、人間の事は大嫌いだ。そんな感じに矛盾している、変な化け物、道化師。それが僕。
「可哀想。可哀想な嘘吐き道化師さん。」
「・・・何。」
「其れで良いの?本当に其れで?」
「これは僕が決めた事だ。お前には関係ない。」
「そう・・・。なら良いけど。」
『精々、破滅しない様に頑張りなさい。』
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