大人オリジナル小説
- 人間なんてダイキライ【人生を】
- 日時: 2013/03/02 16:02
- 名前: レイン☆サニー☆ ◆LKo1nGFka6
#0プロローグ
皆をいじめてきた私。そんな私が今、いじめられている。
それに気づいたときはもう遅かった。
もう少し早く気づいて、自分の口で言えば酷くならなかった、……はずなのに。
――――――――
こんにちは、こんばんわレイン☆サニー☆です!!
今回は、いじめ集『人間なんてダイキライ』を書いていきます!!
>> 人生を[人物紹介]
>> 人生を[#1いじめてやろう]
>> 人生を[#2アンタナンカダイキライ]
>> 人生を[#3仕返ししてあげるよ、美味しい君にね]
>> 人生を[#4嘘って言ってよ]
>> 人生を[#5同じ苦しみを抱えろ]
>> 人生を[#6人生を]
>> 自殺少女の日記[人物紹介]
>> 自殺少女の日記[#1また来たの?]
>> 自殺少女の日記[#2逆らえると思ってるの?]
>> 自殺少女の日記[#5皆…嫌い]
>> 自殺少女の日記[#6自殺少女の日記]
(他にもあります)
- Re: 人間なんてダイキライ【人生を】 ( No.7 )
- 日時: 2013/03/07 19:33
- 名前: レイン☆サニー☆ ◆LKo1nGFka6
人生を[#2アンタナンカダイキライ]
今日はみんなでパーティですの。私と胡桃と愛美を呼びに教室に戻ったが……。
見てはいけないものを見てしまったのだ。
「しかし、あの愛梨も酷いわよ。遙の手を踏むなんて」
「ごみは愛梨だっつーの」
この声は……、胡桃と愛美__!?遙も……。何故ですの!?
「私、愛梨さまのこと偉いと思ってた……。上なんだもん……」
「あんなやつに様なんかつける必要ないよ。
――ごみなんだし」
……え!?胡桃が……一番信用していた……一番偉い子だった胡桃が!?
「ねぇ、あんたさ。疲れてるんでしょ」
「うん……。大道寺一家の娘なのに……」
――大道寺一家の娘なのに……
グサッと胸に何かが突き刺さった。私のやって来たことは……。
でも、鏡一家の娘だから何でもしたいことやればいいのよ。
私、間違ってないもの…!!!
* * *
「胡桃、愛美。屋上に来てくれない??」
屋上に胡桃と愛美を呼ぶ。あの言葉の意味を教えて。そう言いたい。
上の私に塵だなんて……。ふざけて言うことでは無いわ。
私に頭を踏まれたいのか、手を踏まれたいのか……。
それはいいとして。
「胡桃、ここまで出てきなさい」
ベンチに腰を掛け、手招きをする。そのとき、胡桃の口から冷たい声が出てくる。
「嫌です。自分で来てください、愛梨」
「――!?ちょっと、貴方いつから私の名前を呼び捨てするようになったの――!?」
「お前なんかに教えるか」
胡桃の代わりに、愛美が言う。一度立って胡桃に近づくが、躓いてしまった。
「アタシはアンタの人形じゃないのよ。前は人形だったわね。でも、これからはアンタがアタシたちの人形になるの。
それがどんなに素晴らしいかわかんないの??」
愛美の冷たい声と間違った考えが胸に突き刺さり、次の一言で私は心が折れた。
「そうだよ。仲間のみんなアンタナンカダイキライ。そう思ってるの。アンタなんか死ねばいいの!!」