大人オリジナル小説
- 狭い部屋に囚われて
- 日時: 2013/04/24 07:53
- 名前: 鵺 ◆ufIVXIVlPg
初めまして
鵺(ぬえ)と申します
こちらで書かせて頂く初めての作品になります
おかしい箇所が多々あると思いますが、目を瞑って頂けると嬉しいです
一応長編にする予定ではありますが、単発で作品を出すかもしれません
その時は、本編とは関係無いと思って読んでもらえればと思います
コメントなど大歓迎です
悪コメ、中傷コメなどはお控えください
アドバイスなどは泣いて喜びます
と、堅苦しいのはここまでにしましょうか←
柄になくあんな口調になってましたが、まぁ気にしないでくださいww
ホント、小説なんて書いた事無いんですよね……
変なところあっても、気にしないのが一番ですよ!ww
では、ゆっくりしていって下さい(^▽^)/
登場人物紹介 >>01
Prologue >>02
ACT.01 >>03
- ACT.01 少女の日常 ( No.3 )
- 日時: 2013/04/24 07:48
- 名前: 鵺 ◆ufIVXIVlPg
ACT.01 少女の日常
エゴが充満するこの部屋には、正直吐き気がする。
偶然同じクラスになっただけの同い年の集団。
私のクラスは、自己中心的な人ばかりが集まったようなものだ。
自己主張ばかりして、周りの事は考え無い。
そんなバカとしか言い様の無い行動を取るクラスメイト達を、私は遠巻きに見ていた。
「(何であんなに煩く出来るんだろう……)」
そんな事を考えながら、読書に没頭する。
私は集団と言うのが苦手だ。
周りに合わせるのは簡単な事だが、そのハイなテンションが好まない。
いちいち反応が大きいし、ノリが悪いと変な目で見られる。
そういう雰囲気が嫌いなのだ。
だから私はどこのグループにも属さないで、1人読書をしている。
まぁ、クラスでは少し浮いていると言う事だ。
別に友達がいない訳じゃ無いし、寂しいとは思わない。
ただ、周りの目が気になる。
私みたいなタイプはいじめられるから。
自分より弱い人を虐めて何が楽しいんだか私には理解できない。
優越感にでも浸りたいのだろうか。
とは言うものの、こんな強気で言ってはいるが私はそこまで強靭な精神を持ってはいない。
陰口を言われたらそれなりに傷付くし、気にもする。
だから、たまにではあるが友達と休み時間を過ごす様にしている。
人の目を気にして過ごすなんて気分は悪いが、そんな事を気にしてる余裕は無い。
私は今日もこの狭い部屋に囚われて、エゴの中に溶け混むのだ。
ACT.01 end.