大人オリジナル小説

The vengeful plan to her
日時: 2013/07/23 21:58
名前: suzuka ◆3p2qsnXqkQ

お久しぶりです。もしくははじめまして。
suzukaと申します。
いつも途中で断念してばかりですが、今度こそ頑張って完結しよう。と思い、新しい小説をつくりました。コメントとかもらえたらすごいやる気でます。きつめのアドバイスなども勿論OKです。(というか、すごい勉強になります。嬉しいです)駄作ですが、よろしくおねがいします。


・荒らしなどの迷惑行為は禁止です。
・文才等はございません。
・更新おそいです。(でも、書く時はいっきに何話も更新します)
・suzukaが嫌いな方は読むのをおすすめしません。
・何か問題点がありましたらご指摘よろしくおねがいします。



プロローグ >>1

キャラクター >>2

第0話 >>3
第1話 >>4
第2話 >>5
第3話 >>6
第4話 >>7
第5話 >>8

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Re: The vengeful plan to her  ( No.7 )
日時: 2013/07/20 15:33
名前: suzuka ◆3p2qsnXqkQ

目を開けると、そこにはミカがいた。ミカはつまらなさそうに不機嫌な顔をこちらに向けている。体中に嫌な汗がにじんだ。

「あ、目が覚めた?」

優しい声でミカがそう言った。しかし、目は鋭い目つきで、睨むように私を見ていた。
現状を把握できなかった。今までに聞いた事のないほどのミカの優しい声に、今までに見た事のないほどのミカの怖い表情。頭が混乱していた。覚えているのは、体育館で私が倒れた事だけだった。先生たちの声が少しずつ遠くなっていくのを何となくではあるが覚えていた。
私が必死に記憶を探っていると、ミカが手を差し、再び優しい声で話しだした。

「ごめんなさい、反省してるの……あなたをいじめた事。もうあんな事しない、約束する。だから仲直り……しましょう?」

その言葉とは裏腹に、ミカは私を見下すような目で見ていた。差し出された手もどこか上からで、ユウカたちとは振る舞い方がまるで違った。
私が不思議そうな顔をしていると、ミカの背後のカーテンが少しゆれた。よく見てみると、そこには担任がいるようで、私はようやく現状を把握した。

「いいよ……ミカちゃん」

私はその手を握って微笑んだ。

――――本気で謝罪もしない人間を、誰が許すって言うの?

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