大人オリジナル小説
- 暗殺委員会 完結
- 日時: 2013/11/29 16:44
- 名前: 恵美&アヤ
はじめまして!
恵美ですっ!
別館では「死or生」「恐怖の監獄」「日常」という駄作を書いています
*元々、恵美とアヤの合作でしたが本人達の都合により、恵美だけで書くことになりました
☆お知らせ☆
オリキャラ募集ストップ!
完結しました。
キャラ紹介
〜 一章 〜
名前 安藤 雪(あんどう ゆき)
容姿 茶髪のポニーテールで私服はいつもスカート
性格 おとなしい。クラブ活動の時は急に短気になる
暗殺クラブの部長
名前 天使 可憐(あまつか かれん)
容姿 黒髪のロング。私服は黒いワンピ。
性格 コロコロ変わると思うんでわかんない
<標的>名前 林 里南 (はやし りな)
容姿 肩までまっすぐのびたミディアムヘアで色白。私服は、薄いピンクのワンピース
性格 優しい。実はものすごく鋭い一面も
〜 二章 〜
名前 雛形 実菜
容姿 両サイドをみつあみにしている
性格 少し臆病だけど、言うことはちゃんと言う!!
その他 雪に憧れて暗殺委員会に入部
〜プロローグ〜
とある街の______
とある学校に______
[[暗殺委員会]]というものがあった
それは、「○○さんをいじめて」
ーという依頼を募集している言わば【闇委員会】だ
依頼者の要望によって
いじめて、自殺まで追い込むか
殺すか
そのどちらかをやる
この世で一番危険な委員会だ
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- Re: 暗殺委員会 オリキャラ募集中!! ( No.77 )
- 日時: 2013/09/15 14:51
- 名前: 恵美
番外編 #あの日の約束
雪サイド & 華夜サイド
〜雪サイド〜
私と華夜は幼馴染み
幼稚園の頃から一緒だった
でも、中学の時に華夜は転校してしまったんだ__
*****
「んん…」
いつもの朝、いつもの部屋で私は目覚める
私がベッドから下りると、<コトッ>と何かが落ちた音がした
私が振り向くと、ペンダントが落ちていた
このペンダントは私の宝物
そして___
再開の約束の鍵でもあるんだ___
*****
「ひ、引っ越しぃぃぃ!?」
教室に私の声が響きわたった
うぅ…恥ずかしい…
「ど、どうして?」
私は小声で言った
「ごめんなさい。私ね、桜野学院に行くの…」
「さ、桜野学院……遠いよぉ」
涙目の私を華夜は優しく撫でてくれた
「華夜ぁ、いつ行っちゃうの?」
華夜は微笑んだ
華夜が微笑むと、まるで花のように綺麗だ
私がうっとりしていると、華夜は口を開いた
「来週の土曜日なの…」
「嘘、もうすぐじゃん…」
私は華夜を抱き締めた
「私、絶対に見送りに行くからね。絶対だよ。約束だよ!」
〜当日〜
「雪、またね。また会えるよね」
「うん、絶対会えるよ!」
「雪、これもらって」
華夜の手のひらには、黒猫のペンダントがあった
黒猫の首輪の部分にはピンクの宝石が埋め込まれていた
「可愛い……」
「私とお揃いだよ♪これでいつでも一緒。遠くに離れてても私達は友達。」
「ありがとう、華夜……」
私の目からは涙がこぼれた
「また会おう、約束だからね」
*****
「華夜……会いたいなぁ…」
私はペンダントを置き、部屋を出た
華夜サイド
私と雪はいつも一緒
これからもずっと一緒
そうできれば…よかったなぁ…
*****
「華夜、あなたは高校はどこへいくの?」
お母さんがたずねてきた
私は伊集院財閥の娘だから、学校も良いところへいかないとダメなの
「ゆ、雪と一緒に…菜乃草学院に行くの…」
「だめよ」
う、即答…
「お願い、雪と同じ高校へ行かせて」
「あなたは伊集院財閥の一人娘なのですよ、あの子とは身分が違うのです」
そう、お母さんはいつもそう言う
なんで…なんで雪と一緒にいたらだめなの?
「あなたは桜野学院へ行きなさい。絶対よ」
「桜野学院って…遠いじゃない…」
「そうよ?だから、引っ越すわよ」
「ひ、引っ越し…」
「これで、あの子の事を考えずに勉強に専念できるでしょう?」
「…」
私は言い返せなかった
*****
言わないと…
雪に引っ越しのこと、言わないと…
「ゆ、雪」
「あ♪華夜!おはよう♪」
笑顔の雪…可愛い
「あ、あのね…」
〜〜〜〜〜
「ひ、引っ越しぃぃぃ!?」
声、大きすぎ……
「ど、どうして?」
「私ね、桜野学院に行くの…」
「桜野学院…遠いよぉ…」
雪は涙目になっている
ごめんね、ごめんね___
しつこいほどに言いたかった
けど、雪に心配かけたくなかった
だから、私は雪を優しくなでた
「華夜ぁ、いつ行っちゃうの?」
私は、何も言わずに微笑んだ
来週の土曜日…早すぎるよね
でも、ちゃんと言わなきゃ
「来週の土曜日…」
「嘘ぉ、早いよぉ」
私は雪を抱き締めようとした
だけど、逆に雪に抱き締められた
「絶対に、また会お」
「うん…」
〜当日〜
この日が来ちゃったよ…
来て…くれるよね…
絶対に私とお揃いのペンダントを渡すんだ
「華夜!!」
「雪!!」
雪は…やっぱり来てくれた…
「雪、これもらって」
私は雪に、黒猫のペンダントを渡した
「わぁ、可愛い…」
「私とお揃いだよ。これでいつでも一緒。遠くに離れてても友達だよ」
私は雪に___いや、自分に言い聞かせるように言った
「また会おう、約束だからね」
*****
「雪…会いたいな…」
彼女達はまだこの時は知らなかったんだ……
この約束が果たされることがないことを……
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