大人オリジナル小説

生きる希望
日時: 2013/11/10 20:18
名前: 言葉

いつからか、姉は才能があって私にはその一欠けらもなかった。
でも、私はやさしい姉が好きだった。
そして、壊れた……。

‐全部、全部、全部壊したのは神様だ。
憎むべきは神様だ、神様なんか……-
姉のスケッチブックに書かれた言葉、キャップが外されたままのペン。
「お姉ちゃんっ!」
夜の街に私は飛び出した。

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Re: 生きる希望 ( No.3 )
日時: 2013/11/14 22:17
名前: 言葉

第二章「差別」

「静香、お姉ちゃん来てるよ」
「お姉ちゃんが……?」
「静香ー!いるー?」
教室のドアにはお姉ちゃん。
「学校……は?」
「先生に許可貰って抜け出してきた!あのさ、桜華高校のさあの……入学説明会のときに、スピーチで、代表なんだけどこれでいいと思う?」
「……それだけ?」
「うん、それだけ」
「じゃあかえって」
「……え?」
「用事あるから」
「……まあそうだよね―――。静香ももう中三か……」
お姉ちゃんを追い出した後、私は総攻撃を食らった。
「なんで、花菜さん追い出すの?」
「本当、見とれてたのに……」

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