大人オリジナル小説

他人
日時: 2013/11/27 20:38
名前: 名無し ◆3xC21ApAi2

皆他の人間のせいだ。他の人間のせいで俺の人生は何もかもが上手くいかない。
親も教師もみんな、みんな、みんながクズだ、ゴミだ。
だがこんなことを親に言ってしまったら俺は家を追い出され、何処にも住むべき場所が見つからないまま死ぬだろう。

俺は一刻も早く死にたかった。でも死ねなかった、というより死にたくなかった―












comの雑談掲示板でお世話になっている者です。
僕も最近虐めに遭い、惨めな心のまま不登校生活を送っています。
そんな僕だからこそ書けたものだと思っています。



基本、登場人物に名前は付けられておりません。ご了承下さい。


ちなみにこれはフィクションです。実際のことを「そのまま」書いたものではありません。

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Re: 他人 ( No.7 )
日時: 2013/11/30 20:07
名前: 名無し ◆3xC21ApAi2

ここは「廃墟」、しかも以前はホテルだった建物。
若者がしょっちゅう肝試しに来るということは、そのとき僕は思いもしなかった。

午前1時、そろそろ寝ようかと客室跡にあったベットに仰向けになった。

―「おい、ここが噂のホテル廃墟だとよ。」
―「あぁ、やっぱり気味悪いなぁ」
―「びびってる場合やあらへんぞ。ブログの資料の為にここの写真を使うんやきんな。」


関西弁を喋る3人の20代後半と思しき声が聞こえてきた。

(まずい!此処で俺の存在がばれたら面倒なことになる!)

俺は直ぐに事前に用意したスタンド電気を消し、ベットの下に隠れた。

懐中電灯の明かりが俺の居る客室に照らされた。

―「ここが噂の103号室か…」
―「この部屋のベットの下を覗くと女の霊がこちらを睨んでいるって噂やで」
―「よし、じゃあ早速」


しまった!ベットの下を覗かれたら俺は終わりだ!


―「?なんかさっきベット動かんかったか?」
―「まさか…」
―「おい、覗いてみろよ」

うわああああああああああああああああ!

(まぁ…ばれるわな)
そう心の中で呟いた瞬間、俺はベットから出、逃げ出した。


―「おいこら待たんかい!」
―「よくも俺等をびびらせたな!」
―「そこの餓鬼、止まれや!」

(嫌だ、もう殴られるのは嫌だ!)
その一心で逃げ続けた…

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