大人オリジナル小説
- 生キルコト
- 日時: 2013/12/12 21:57
- 名前: ココロン
私って……
生きている意味、あるのかな?
* * * *
初めまして。
ココロンと申しますっ。
此処に書くのは初めてです。
駄文ですが、見ていただけると、とても喜びます。←
いじめに遇い、心をズタズタにされた少女が生きる道とは……。
コメントください。お願いします♪
では、始まりです!
よろしくお願いいたします。
- Re: 生キルコト ( No.1 )
- 日時: 2013/12/12 22:18
- 名前: ココロン
カーテンが閉められた教室。
照明の灯りはないものの、カーテンの隙間から覗く、夕焼けの暖かい光で、
薄暗さを保っている。
私、黒田李緒(クロダリオ)は、その教室に、閉じ込められて……いた。
夕焼けの暖かい光とは裏腹に、冷たく、ボロボロになった心で。
「もう……ヤダ……」
かすれた、小さな声で吐き出す。
それは、薄暗い教室に虚しく響いた。
三角に曲げた足に、顔を埋める。
それと同時に、足もきゅっと引き寄せた。
なにも、受け付けないような、体勢。
と言っても、受け付けるものなんか……
辛く、苦しく、酷い。
そんな物、ばかり。
いつからだろう……。
いじめられるようになったのは。
そう考えて、
そんな物、考えたって何かが変わる訳ではない、と思い直した。
考えても、覚えていない。
ずっとずっと、昔のこと。
ずっとずっと、いじめられて。
これからも、ずっとずっと、いじめられるんだ。
ふいに考えた、事柄が、私の心を濡らした。
それと同時に、頬も濡らす。
それは、スーっと顔を伝い、木の床に落ちた。
透明な、小さな水溜まりになり、僅かに差し込む光を反射して、
キラリ、と光った。
それを合図にするかのように、次々と溢れだす、涙。
そは幾度となく、流れ出て、止まることはなかった。
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