大人オリジナル小説
- 生キルコト
- 日時: 2013/12/12 21:57
- 名前: ココロン
私って……
生きている意味、あるのかな?
* * * *
初めまして。
ココロンと申しますっ。
此処に書くのは初めてです。
駄文ですが、見ていただけると、とても喜びます。←
いじめに遇い、心をズタズタにされた少女が生きる道とは……。
コメントください。お願いします♪
では、始まりです!
よろしくお願いいたします。
- Re: 生キルコト ( No.6 )
- 日時: 2013/12/13 22:24
- 名前: ココロン
って、何考えてるんだ、私。
そんなこと、何百分の一の確率でしかないよ、きっと。
そうこう考えているうちに、岩坂が例の転校生を呼んだ。
その声に反応して、はい、と微かに聞こえた、鈴の音のような声。
私の席は、廊下に近いから……よく聞こえた。
いよいよ……来るんだ。
私はちょっと、ううん、かなりドキドキしながら、ドアの方へ視線を移した。
白いドアにはめ込まれた、すりガラスに透けて見えるその姿……
って言っても、頭だけしか見えないのだけれど。
ガラリ、とドアが開き、転校生が中に入ってきた。
そのとたん、クラスはざわめきを起こした。
感嘆の声が、幾つも聞こえる。
私も思わず、わぁ、と声を漏らした。
何、この子……。
凄い綺麗で、人形のよう。
半袖のブラウスから、スラッと伸びる、雪のように白い腕。
膝より上の丈のスカートからも、同じく白く細い足が見えている。
白の顔に、花を咲かすようにちょこんとついた、ピンクの唇。
スッと通った鼻の横に、バランスよくある、大きな目。
それに掛かるくらいに伸びている、艶のある黒の髪。
緩やかなストレートのそれは、肩にふんわりと乗っていた。
綺麗。
そうとしか、表せないような子だった。
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