大人オリジナル小説
- 何故なのですか?
- 日時: 2014/02/03 20:38
- 名前: にゃる@
…誰も私を必要としてない。
誰も、誰も……!
お母さんだって、お父さんだって、先生だって……
あんた、だって。
___もう、終わりにしてしまおうか?
***
はじめまして、にゃる@です。
小説を書くのは初めてです!
頑張ります!
- Re: 何故なのですか? ( No.4 )
- 日時: 2014/02/04 23:24
- 名前: にゃる@
ガッシャアーンッ!
大きな音が響いた。
絵里香の取り巻きの一人が、私の机を倒した音。
私は特に驚かなかった。
他のクラスメートも同じ。特に驚く様子もない。
私のクラスでは、これが日常茶飯事だった。
「地味な奴いじめ」
これが、絵里香がしているいじめ。
その名の通り、地味な奴をいじめるだけっていう、陰湿で最低なやり方の事。
今の標的は、私。
前の標的が転校するまで、私はいじめられていなかった。
前の標的の名前…思い出せないな。はぁ。
まぁ、とにかく。そいつがいなくなった今は、私がいじめの標的になっているってわけ。
前の標的のことを恨んでいるか?
まぁ、恨んでいるんだと思う。
私はなぜか、そいつがいじめられていた時の記憶が、所々欠落しているのだった。
まぁその話はいい。
「あんたさぁ〜、生きてる価値あるのぉ?」
絵里香が、私の机に「死ね」と書きながら言った。
取り巻きたちはクスクス笑い、他の奴らは知らんぷり。
紫苑は、口を開けたまま、固まっている。
__こんな世界、
「__ってる」
「はぁ?」
「腐ってる!!」
私は、机の横にかけている鞄をひったくるように取り、教室を飛び出した。
PR