大人オリジナル小説

孤独の勝者
日時: 2014/12/16 16:04
名前: かぐら

人間という生き物は他者を裏切り排除し自分が上に進むことしか考えていない汚らしい動物だ。

だからわたしは人間・・・自分以外の人間は信用しない。

信じられるのは自分だけ。

孤独・・・孤独・・どこまでも・・・。

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Re: 孤独の勝者 ( No.5 )
日時: 2014/12/27 18:47
名前: かぐら

教室の扉を開けると・・・

「あれー?ねえあんたの靴箱汚くなかったー?」

「奈那かわいそうだよー」

この二人がこのクラスの中心的存在。いわゆるリーダー格。

「ちょっと聞いてんの?」

この下らないことにいちいち反応しないといけないのか。

まったく、うんざりだ。

「聞いてるけど?だからなに。そこどいて。邪魔。」

こう言えば彼女たちの日に油を注ぐことになるだろうと思ったが、そんなこと関係ない。自分が言いたいことを発言しただけ。

「何その態度。ばかにしてんの?」

「事実を言ったまでよ。」

「っ・・ざけんなよ!!!!」

私の頬に奈那の手が勢いよく当たった。私は少しよろけた。

「あんたのせいでここのクラス1人減ったんだから。」

私のせい・・・。否定はできない。私の犯した最大の罪。私の忌まわしい過去。あの頃は弱かった。私のみんなと同じだった。

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