大人オリジナル小説
- ブリッコ制裁革命
- 日時: 2015/04/16 20:20
- 名前: TiA ◆nzCzRm4nt6
過去にぶりっこ作品が2作品ほど中傷されていたため、敢えて書こうと思いました。
虐めとは何なのか、登場人物たちの気持ちを読み取りながら、一緒に答えを出しましょう。
テーマは[価値観の違い]です。
GLっぽく見えますが、ただの友情なので悪しからず。
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笑った笑顔が綺麗だった。
泣いてる姿も綺麗だった。
でも、綺麗だと思う反面心が悲鳴を上げるんだ。
だからこそ僕は、悪になってもいい。
君の笑顔を取り戻してみせる。
たとえ、それを君が望んでいなくても。
たとえ、それが理由で君が離れてしまっても――。
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- Re: ブリッコ制裁革命 ( No.2 )
- 日時: 2015/04/16 20:47
- 名前: TiA ◆nzCzRm4nt6
そうして夕飯を食べている最中に、観月が帰ってきた。
「おい、観月。なんで電話に出なかったんだ?」
「ごっめぇーん。観月ね、ちょっと忙しかったのぉー」
「そうか、なら仕方ないな」
「それでぇー、電話の内容ってなぁにー?」
このいちいち伸ばす喋り方が気に食わないという人物が多いらしい。
全く、発言の自由は何処へいったと問いただしたい。
「あぁ、カノンがな、乱と君がデートをしている現場を目撃したらしい」
「えぇ〜、バレるの早くてつまんなぁーい」
その言葉に、僕は目を見開いた。
黙って聞いていた両親も驚きを隠せないようだ。
「どういうことなの!? 観月、きちんと言いなさい」
「えー? だって、欲しくなっちゃったんだもん。だってぇ、恋愛って自由でしょ? ウフフ」
目の前が真っ暗になったようだった。
僕が……、僕が……、カノンから大切な恋人を奪ってしまったんだ……。
悲しくて、申し訳なくて涙が出てくる。
「あっれぇ〜? ノアも狙ってたのぉ〜? やっだぁごめんね? すぐあげるからぁ」
「観月、ちょっと来なさい!!」
-----------------作者よりおしらせ----------------------------------
急に腕が痛くなったので本日の更新をストップさせていただきます。
後、この小説は虐め系ですが乃愛自身曲がったことは嫌いな主義なので、観月がやったことをやり返す復讐系の小説になってしまうかもしれません。
そのときはごめんなさい。
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