大人オリジナル小説
- 誰も信じられないんだ。
- 日時: 2015/06/17 05:52
- 名前: 雨桜
私は、小さい頃からよくいじめられる人間だった。
でも、友達が出来た。
だけどその友達は嘘吐きで、嘘ばっかり言う。
本人はバレてないと思っているのだろう。
私は知っていた。
○○○で私の事とか書いたりしている事も
私の事を○○○○○と思っている事も
でも、そんな事いじめられている時に嫌と言うほどされたから。
もう、慣れたよ。
慣れちゃったよ。
普通なら慣れないはずなのに。
普通なら哀しいはずなのに。
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- Re: 誰も信じられないんだ。 ( No.93 )
- 日時: 2015/08/01 07:54
- 名前: 雨桜
-5- ゴ
柏木美良 明暗
あの子が来た日。
「初めまして。」
「白井香月です。」
それは、
「皆さん仲良くしてあげてね。」
『はーい』
五月下旬。
私の特別な日が来る頃だった。
私は、
あの子と友達になりたかった。
でも、
そう思ったのは大きな間違いだった。
あの子は悪魔だった。
黒いマントを身に付けて
人を騙す悪魔だった。
でも、同じだった。
私も黒いマントを身に付け人を騙す
悪魔だったから。
「美良ちゃん?どうしたの?」
「いや、何でも無いよ。眠いなーって思ってただけ。」
「そう?なら良いんだけど...」
私は嘘吐き悪魔だ。
さっきだって嘘を吐いてしまった。
でも、本当の事を言っても...
頭の可笑しい奴だと思われるだろう。
...なのに、なんで
あの子も私と同じはずなのに......
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