大人オリジナル小説

Bad ending
日時: 2015/08/15 19:51
名前: 夜鈴

※注意※

・これはいじめ系小説です。
 観覧の際はお気をつけ下さい。

・この小説はBad endingです。
 Happy endをお望みの方は観覧しない事をお勧めします。

・荒らしコメント等はお止め下さい。

・上記に書いて有る事を見て、
 大丈夫な人だけ観覧をお願いします。

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Re: Bad ending ( No.6 )
日時: 2015/08/25 17:49
名前: 夜鈴

「それじゃあこれでいじめはやめてあげるねぇ〜」

「本当!?」


...あれ?これ何処かで見たような...


「うん。だからこのいじめが終わったら解放されるよぉ〜!」

「最後のいじめって何!?」


でも、どうでも良い。
このいじめが終わって解放してもらえるなら...


「それはねぇ〜...佳奈ちゃんに自殺してもらういじめだよぉ〜」

「...え」

「遺書も何も残さず自殺してもらうのぉ〜!」

「そ、そんな...」


あ、そうだ...思い出した。
唯一がこう言われた時私が変わりになったんだ...
だから今回もきっと誰かが助けてくれる。


...あれ?

誰も何も言わない?

何で?


「わぁ〜お」
「佳奈ちゃんは見捨てられたんだねぇ〜」
「唯一ちゃん助けたのにぃ〜...唯一ちゃんは助けてくれないらしいよぉ〜!!」

「ゆ、...い?」

「...」

−−視点 小鳥遊 唯一 に切り替え−−

どうしよう
助けてあげたい...でも、
もう、いじめられたくない...
それに私が今助けて、また佳奈が助けてくれるとは限らない...
それに、他の人だって目をそらして佳奈の方を見ないようにしてる。

自分がいじめられるのは嫌だから

あぁ...佳奈が死ぬ?
...別に佳奈が死んでも
いや、駄目だよ助けなきゃ!!

こんな時に限って佳奈にイラついた思い出ばっかり頭に浮かんでしまう。
佳奈は私を助けた時どんな思いだったんだろう...





そう、考えてる内に凛音ちゃんが何かの紙を佳奈に渡していた。





それが...最悪の事が書かれた紙だと私は後から知る事となった。

−−視点 楠木 佳奈 に切り替え−−

私は凛音ちゃんから紙をもらった。
私は言うとおりにした。
だってその紙には今の私にメリットになる事がいくつも書かれていたから。


次の日


私は学校に来て、

勉強して、

休み時間に教室の窓を開けて、

思いっきり飛び込んだ。


ぐちゃ...


嫌な音がすると同時に身体中に痛みが広がり...

そして、意識が消えた。

−−視点 小鳥遊 唯一 に切り替え−−

私は佳奈が自殺しようとしたら止めようと思って少し離れて見ていた。

そしたら、

佳奈は教室の窓を開けて、

思いっきり飛び込んだ。

「!!」

私は声にならない声をあげて佳奈の方に行った。
佳奈は血が出ていた。
死んでいる事は誰が見ても分かった。

でも、これは佳奈が私を陥れる為の罠だった。

「先生!!唯一ちゃんが!!唯一ちゃんが!!」

凛音は急に教室から出て廊下にたまたま居た先生に言った。

「佳奈ちゃんを!!佳奈ちゃんを!!...うぅ...」

「どうしたんだ橘君!!」

「唯一ちゃんが...ひっぐ...佳奈ちゃんを...ひっぐ...殺したんです!!」

「...ぇ?」

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