大人オリジナル小説
- 大切な物は
- 日時: 2016/10/30 22:36
- 名前: 九条 紅葉
初心者で至らぬ部分があると思いますが、よろしくお願いします。
この小説に出てくる人は、全て架空の人物となっており、私のオリジナルです。過激な表現が出てくるので苦手な方は、読まないのをお薦めします。
貴方には、
今でも、恨んでる方がいらっしゃいますか?
忘れられない想いが、ありますか?
一夜限りの過ちを、許すことが
あなたには、できますか?
許されない罪を
犯したことはありますか?
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- Re: 大切な物は ( No.2 )
- 日時: 2016/10/31 12:44
- 名前: 九条 紅葉
家に帰りドアを開ける。
「ただいま」
静かな玄関に響く。
母親は、私を捨てて出て行った。
私の家族は、ワタシを捨てて出て行った。
社会人になった私は、一応仕事についた。
OL。そんなところ。
プルルルル
鞄に入っていた携帯(スマホ)がなった。
非通知からだ。
「 はい、
もしもし」
『え、えっと、か、夏帆さん、
中園 夏帆さんでいらっしゃいますか?』
「え、そう、ですけど、、、
あの、どちら様 ですか?」
『あ!えっと、私、穂高 真澄です!
高校3年生の時、同じクラスだった、
えっと、当時、隣の席だったんですけど。』
真澄、、、思い出した。
「え、えーと、あ、」
そういえば
「真澄ちゃん、ってなんで私の携帯番号知ってんだっけ?」
『え!尚哉君に聞いたんです。
え?言ってなかったんですか。」
「え?」
あ、そうだった。
真澄ちゃんって尚哉と結構仲良かったんだっけ?
「あー。聞いてないなぁ、」
『そうなんですか?
あ、尚哉君について聞きたくて今日、かけたんです。えっと、
『尚哉君、何処にいってしまったんですか?
自分の息が止まるのがわかった。
「、ッ!」
「尚哉、?
、知らない、分からないの、ワカラナイ
『、、、やっぱり、皆さん知りませんよね。
、すみません、、、あ、何か尚哉君の事が分かったら、教えてください。』
『お願いします』
ツーツーツーツー
私は玄関の壁にもたれかかりへたり込んだ。
携帯を持っている手が震えている。
「言える訳がない、
本当は、知ってるなんて、
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