大人オリジナル小説
- 黒猫の誘惑(r18bl)完
- 日時： 2023/05/05 23:48
- 名前： 白楼雪
新作書き始めます。
獣人×獣人のblです。
登場するのは黒猫と犬。そして更新頻度は相変わらずの亀(亀さんは、でないですw)
どちらが攻受か?それは後々のお楽しみ。
内容は…、それも読んでからのお楽しみです。
ハードかソフトかで言えば私的にはソフトです。
人によっては違うかもですが(苦笑)
では、今後の更新を暫しお待ちください。
※名前のミスは流してくださいorz
※ 2019/３/26 閲覧数777達成 何と無く嬉しく感じたので、追記しました。皆さんいつもありがとう。
※ 2019/4/21 閲覧数1000達成 まだまだ中盤というのに、皆さんの御愛読数に驚きと嬉しさを思います。
今後も黒猫の誘惑をよろしくお願いします。
※ 2019/6/23 閲覧数1500達成 いつもいつも、ありがとうございます。
相変わらずの亀更新で申し訳ないです。
皆さんのご愛読、そして応援のお言葉、励みになってます。
皆さん大好きです。
※ 2019/8/16 閲覧数2000達成 はわぁ(°□°)ついに2000達成してしまいました。
いつも黒猫の誘惑を読んでいただき、ありがとうございます。
あと残り三分の一程なのですが、もしかしたら二期的なのりで
続きを書くかもしれません。これからもよろしくお願いします。
※ 2019/10/3 閲覧数2500達成 いつもご愛読ありがとうございます。
皆様のおかげでいつも頑張れてます。
これからも冬木と桜夜とこの世界。そして作者を見守っていて
ください。
感想とかも待ってます('ω')ﾉｼ
※ 2019/12/8 閲覧数3000達成 いつもありがとうございます。
ただいま、合作の方を今年中に終わらせる為にそちらを優先しています。
黒猫の誘惑は現在クライマックス間近となりつつありますが、
完結は来年に持ち越しとなりそうです。もう少々お待ち下さいね。
※ 2021/8/4 一年半の眠りから、再び書き始めた「黒猫の誘惑」ですが、本日ENDを迎えました。
気がつけば閲覧数を7000も超え、嬉しい限りです。
一応完結となりました「黒猫の誘惑」ですが、雑談に載せていた話として、
一先ずスピンオフを書く予定は考えています。
なので、そちらが出来た際はこちらの「黒猫の誘惑」と合わせて応援して戴けると、
とても嬉しく思います。
2021/9/1 本日確認ですが、黒猫の誘惑の閲覧数8000を突破しました。
昨夜はこちらを覗く事が出来なかったのですが、今日ここを見た際とても驚きました。
それと同時にとても嬉しく思いました。
現在書いているスピンオフ作品「黒猫の思惑」も楽しんでいただければ幸いです。
今後の報告もお楽しみに下さい。
※ 2022/6/29 閲覧数9000突破 いつもご愛読ありがとうございます。
7000、8000の際の記入ですが、今確認すると少し見にくいですよね。
修正等も考えたのですが、当時の思い出を大切にという意味で敢えて修正
しない事にしました。
これからも黒猫の誘惑をよろしくお願いします。
※ 2023/5/5 閲覧数10000突破 いつもご愛読ありがとうございます。
過去を振り返ると、綴り始めた頃から4年も過ぎたんですね。
今も誰かの心に細やかながらの幸福と癒しを届けられているのなら、
幸せで堪らなくなってしまいます。
今はこちらで綴れていませんが、個人板の台詞集にて
ゆっくり短い物語を綴っていますのでそちらもお楽しみ戴ければ幸いです。
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- Re: 黒猫の誘惑(r18bl) ( No.34 )
- 日時： 2019/06/04 02:19
- 名前： 白楼雪
2… 月夜に影二つ
桜夜と別れて一週間。冬木はその日久しぶりに朱源に顔を出した。
ここ数日冬木は仕事に追われ、昼夜問わず街を走り回っていたのだ。
依頼人から渡された数少ない資料から、表と裏でひたすら情報をかき集める。
実入りの良い仕事だったので資金にこそ困りはしなかったが、情報が少なすぎて集めるのに時間が係り、ターゲットを始末し終えたのは昨日の深夜であった。
その後始末を終えた証拠を手に帰宅。汚れた衣服を脱ぎ捨て、風呂にて汗等を流すと、そのまま綺麗な服に着替え直し寝室で寝不足の疲れを取った。
長年続けてきた仕事なので、人の命を奪う事に抵抗はなく、証拠として持ち帰った物の錆鉄の香りも気にはならない。
そういう意味では、きっとこの手はもう血にまみれているのだろう。
まともな形では命を散らせないだろうし、今さらそんなものは期待していない。
それでも、この仕事について分かった事が一つだけある。
人はどんな形であれ、自身の考えに芯を持っている方が上手くいく。
成功ではない、上手くいくである。
何故なら、途中で挫折しようが失敗しようが、芯を持ち続けるものは、命を失うその時まで決して諦めないからだ。諦めない者は強い。心が挫けない者は必ず立ち上がり再び挑むからだ。
逆に芯が細く容易く折れる、或いは元から芯のない者は此方が追い詰めると直ぐに諦めた。
金、情報、名誉、女。それこそ家族や部下を差し出してでも自分が助かろうとする。
それでは、何も上手くいかない。
「…皮肉なものだよな」
血にまみれて、多くの命を奪う事で、人を学ぶのだから。
そんなこんなで先ほど依頼人に会い、ターゲットを始末した証拠と引き換えに残りの報酬を受け取り、その足で店に来たのである。
当然依頼人に後を付けられていないか、見張られていないか等を確認して街中を散策し、その後この扉の前に立っているので、店に迷惑をかける心配もない。
寧ろこの程度の事も出来ない者が、朱源に出入りするなど冬木でなくとも笑ってしまうだろう。
そう、この店も裏と繋がる情報を取り扱う店の一つなのだから。
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