大人オリジナル小説
- bl)瓶詰め
- 日時: 2019/03/02 18:42
- 名前: 百田 ◆yaY4zarJ.M
短編を不定期で投下したいスレ。
基本bl。
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執筆中
>>1 ~
(養護教諭×淫乱生徒)
- Re: bl)瓶詰め ( No.2 )
- 日時: 2018/11/17 09:28
- 名前: 百田 ◆yaY4zarJ.M
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「きちんと走ってきてください!」
「もう!だから疲れたんだってば!」
そんなこんなで2、3分はこのくだらない言い合いの時間に要していて、イタチごっこにもうだんだん言い返す気力すらなくなってくる。
貴方は走って疲れてるかもしれないけど、僕も仕事が終わらなくて徹夜なんです。勘弁して。
頭をフルに回転させて作り上げた書類と膨れっ面をした目の前の生徒を交互に見れば、短い溜息を一つ。
「...わかりました。一時間だけね」
「え、ほんと!?っしゃ~!!」
だって仕方が無いじゃあないか。すっかりオーバーヒートした頭は、出来上がったPC上の文字を見るなり考えることをやめた。もう好きにさせてしまえ、そうやって僕の中の悪魔が囁いて。そうしたらもう逆らう気にはなれない。
例えさっきまで疲労感満載だった黒髪の彼がベッドに勢い良くダイブしたとしても、存外どうだっていいと思った。
「すいません。僕もちょっとだけ、寝かしてください」
なんてったって徹夜だから。
無意味な言い訳を頭にふわふわと並べながらうわ言のように呟いて眠りに落ちた。
刹那、あの生徒の「え、ねちゃうの?」なんて声が聞こえた気がしたけどもう睡魔に逆らうことは許されなかった。
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